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猫の『歩き方がおかしくなる』4つの原因 深刻な病気が隠れている場合も…


1.ふらつく、よろける

横向きの歩く猫

猫がふらついたり、よろけたりしている場合は、ケガよりも病気や腫瘍の痛みが原因の可能性が高いでしょう。

たとえば以下のような病気が考えられます。

  • 尿毒症
  • 熱中症
  • 小脳や脊髄の疾患
  • 変形性の骨関節炎

このほかにも、まれですが「血栓閉栓症」が原因になることもあります。血栓閉栓症とは、血管内にできた血栓が動脈を塞いでしまう、命にかかわる病気です。ふらつく、よろけるのほか、急に歩けなくなるといった症状が現われます。

ふらつき、よろけが見られる病気には、緊急性が高く命にかかわるものも多いため、おかしいなと感じたら早急に動物病院を受診しましょう。

2.足を引きずる、足の裏を着かない

足をあげている猫

足を引きずる、足の裏を床に着けないときは、ケガの可能性が高いでしょう。

足を引きずってかばうように歩いているときは捻挫や打撲、足の裏を着けないようにひょこひょこと歩いているならば骨折や脱臼が疑われます。

また足の裏をケガした、トゲがささった、爪が伸びすぎているなども原因になります。

ケガの原因としては、高い場所から落下した、交通事故に遭った、扉に足を挟んでしまったなどが多いです。

はっきりとした外傷がみられない場合は、「椎間板ヘルニア」や「血栓塞栓症」の可能性もあります。安心のためにも動物病院を受診してください。

3.かかとをつけて歩く

かかとを着いている猫

猫がかかとをつけて歩いている場合は糖尿病による「糖尿病性神経障害」が疑われます。これは猫の糖尿病で見られる特徴的な症状です。

糖尿病の初期のおもな症状としては、水をたくさん飲むようになっておしっこの量が増える「多飲多尿」があげられます。

また食欲はあるのに体重が減っていきます。さらに症状が進行すると食欲不振、元気消失、嘔吐、脱水などの症状があらわれます。

糖尿病は血糖値のコントロールが重要です。インスリンの投与や糖質の少ない療法食で管理する必要があります。なるべく早い段階で動物病院を受診し治療につなげられるようにしましょう。

4.まっすぐ歩けない

歩いているペルシャ猫

猫がまっすぐに歩けないといった場合は、脳や神経の異常が考えられます。原因不明の前庭疾患(特発性前庭疾患)や腫瘍などの病気が原因で体の平衡感覚がおかしくなるためです。

そのほかには、ビタミンBやビタミンAの欠乏、ビタミンAの過剰摂取が原因でまっすぐに歩けなくなることがあります。

この場合で怖いのは、誤飲誤食です。猫にとって危険な食べ物を口にしてしまった可能性が否定できません。

誤飲誤食の場合、食べたものによっては命にかかわります。早急に動物病院を受診するようにしましょう。

まとめ

立っている猫

愛猫の動きがおかしいと感じるときは、なんらかの異常が起きている可能性が否定できません。足のケガなどあまり心配のいらないケースから、関節や脳の病気など重大な病気が隠れている場合もあります。

早期発見、早期治療のためにも、なんだか違和感があるなと感じたら、念のため動物病院に相談または受診することをおすすめします。


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