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猫が「隠れている」ときにやってはいけない禁止事項2つ 正しい見守り方は?


1.無理矢理引っ張り出す

隠れている猫

猫が狭い場所から出てこないときは、警戒心や恐怖心から身を隠していることが考えられます。無理に出そうとせずにそっとしておきましょう。

このようなときは、気が立っている、パニックになっている可能性があります。無理に引っ張り出そうとするとよりパニックに陥り、噛まれる、引っ掻かれるといった原因になります。

恐怖心からパニックになっている猫は、飼い主さんであっても本気で攻撃してくることもありますので、大怪我をしてしまうかもしれません。下手に刺激せずに、気持ちが落ち着くまでそっとしておくのが正解です。

2.かまう

おもちゃで遊ぼうとする人

猫はもともと単独行動をする動物です。たまには「ひとりでいたいな」「そっとしておいてほしい」と思うときもあるでしょう。そんなときは、たとえ飼い主さんであってもかまわれたくないと思う猫がいても不思議ではありません。

猫にとっては、かまわれたくないときに撫でられたり、声をかけられたりするのはストレスですし、虫の居所によっては攻撃される可能性もあります。

体調不良が疑われるなどの異常がなければ、そっとしておきましょう。

猫が隠れているときの見守り方

段ボールに隠れる猫

猫が隠れているときの対応は3つあります。

自分から出てくるまでそっとしておく

猫は警戒、ストレス、かまわれたくないなどの理由から隠れると言われています。そのため猫が隠れてしまったときの対策としては「自分から出てくるまでそっとしておく」のが基本です。

好物でおびき寄せる

もしどこに隠れているのかわからない場合は、大好きなおやつやご飯で呼んでみましょう。体調不良などの問題がなければ、フードの袋の音、お皿にフード入れた音を聞きつけてやってくるはずです。

安全な隠れ場所を用意する

入り込んでほしくないところに隠れているときは、安全な隠れ場所を用意しましょう。ドーム型のベッドや段ボール箱など隠れることができるものを置いておきます。隠れている場所がわかれば安心ですからね。

長時間隠れているときは病気の可能性も

横になっている猫

猫が隠れる理由には病気や怪我もあります。体調が悪いときは外敵に襲われないように身を隠して体力を温存し回復するのを待ちます。長時間出てこない場合は病気や怪我の可能性が考えられるでしょう。

病気の場合は、隠れる以外にも以下のような様子が見られます。

  • ご飯を食べない、水を飲まない
  • 排泄をしない
  • 冷たい場所に隠れている(発熱)
  • 長時間ずっと隠れている
  • 呼吸の様子がおかしい、口を開けて呼吸する

これらの様子はあくまでも一例です。いつもと違うなと感じたら、なるべく早く動物病院を受診しましょう。

まとめ

箱から顔を出す猫

猫は警戒心や恐怖心、ストレス、かまってほしくないというときに気持ちを落ち着かせるために狭い場所に隠れてしまうことがあります。ほとんどの場合は気持ちが落ち着けば何事もなかったかのように出てきてくれるはずですから、そっとしておきましょう。

ただし病気などの場合もありますので、猫が長時間隠れて出てこないときは、体調が悪くないか確認し、必要に応じて動物病院を受診してくださいね。


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