猫が肩こりになる5つの原因
1.ストレス
ストレスは肩こりの原因です。
ストレスがかかると、交感神経が刺激されて血管が収縮します。すると血行が悪化してしまい老廃物や疲労物質をうまく排出することができなくなって、肩こりが生じるのです。
猫のストレスの原因は環境や孤独感などさまざまですが、なるべく猫にストレスのかからない環境を用意してあげましょう。
2.加齢
加齢も肩こりの原因の1つです。
猫も歳を取ると、筋肉が老化し代謝も低下します。そのため全身に疲労が溜まりやすくなって、筋肉も緊張しやすくなり肩こりの原因に。
猫のシニア期は一般的に7歳くらいからといわれているので、その年齢に達した猫は肩こりが生じやすいと思っていいでしょう。
3.重い首輪
重い首輪というのは、飾りがたくさんついているものや重量のある素材を使ったものなどがありますが、そのような首輪を長時間付けると肩こりの原因になります…。
首輪の重さは猫の体重の4~5%が目安なので、それ以上の首輪を付けている猫は肩こりが生じやすい状態であると思ってください。
4.運動不足
運動不足は筋肉量が減少したり血行不良になったり、同じ姿勢でいることが増えるため、肩こりの原因になってしまうことがあります。
特にシニア猫や病気の猫は運動不足に陥りやすいです。もちろん、そのような猫に無理に運動させる必要はありませんが、代わりにマッサージなどで体をほぐしてあげてください。
5.肥満
肥満になると運動不足にもつながり、重い体重を支えるために前足に負担がかかります。その結果、肩こりの原因になることも。
また肥満は肩こりだけでなく、糖尿病や心疾患のリスクも高まり、猫にとってはメリットがありません。そのため、もし猫が標準体重(一般的に4.5㎏で、大型猫は6㎏以上)よりも重い場合、ダイエットが必要かもしれません。
猫の肩こり解消法は?
マッサージをする
人と同様、猫の肩こりにもマッサージは効果的です。猫をマッサージするときは、肩甲骨前にあるくぼみや前足の肩関節外側にあるくぼみを押してあげたり、首の後ろの肉を優しくつまんであげましょう。
マッサージは肩こり解消だけでなく、愛猫とのスキンシップにもなるのでおすすめ♪ただし猫が嫌がっていたら、無理に行う必要はありません。
猫の気分に合わせて、マッサージをしてあげましょう!
部屋のレイアウトを工夫する
キャットタワーなどを置いて上下運動ができるようにしたり、窓の外がみられるようにしたり、部屋のレイアウトを工夫するのも肩こり解消法の1つです。
というのも、先にも述べましたが運動不足やストレスは肩こりの原因になることも。なのでそのような状態にならないために、猫が過ごしやすくなる部屋に整えてあげると肩こり予防&解消に効果的です。
体重を管理する
猫の体重はしっかり飼い主が管理してください。そしてもし標準体重を超えているのであれば、ダイエットを行いましょう。
まずは間食をやめて、適度な運動を始めます。総合栄養食の量は自分で計算して求めることもできますが、やはり一番おすすめなのは獣医師と相談することです。極端にフードの量を減らしても、猫の健康を害することもあるので注意しましょう。
まとめ
猫も人と同じように肩こりがあります。しかし猫は言葉を使って肩こりを訴えることができないため、今日紹介した5つの肩こりの原因に当てはまるものがあれば、定期的にマッサージなどを行ってあげるといいでしょう!
猫は関節や筋肉が柔らかく頻繁に肩こりを起こすことは滅多にありませんが、肩が凝っているようであればスキンシップも兼ねて肩こりケアをしてあげるのがおすすめです♪
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