たまに抜けて床に落ちてるピン!と長い猫のヒゲ。
貴方は拾ったらどうしていますか?
我が家は最新の一本はお財布に入れ、古いのは捨てています。
実は『拾った猫ヒゲ』にはものすごいご利益があるのだとか!
猫にまだ生えている猫のヒゲの役割とともに、抜けちゃた猫ヒゲのすごいところをご紹介します。
◆生えている猫のヒゲの役割
①気持ちを伝える
嬉しかったり喜んでいるときには猫のヒゲは前を向き、逆にヒケがしょんぼりすると退屈しています。
猫がリラックスしているときにはヒゲも力を抜き、猫が興奮しついたり興味があるときには猫のヒゲも力が入ってピンっと前を向きます。
猫のヒゲは猫の気持ちを目に見えて教えてくれる、猫の気分のバロメーターのような役割を果たしているのです。
②空気を読む
『空気を読む』というと、人間からすると場の雰囲気を感じとることのように思いますが、猫の場合は『場の雰囲気』ではなく本当に『空気の流れ』をヒゲで読み取ります。
猫のヒゲは敏感なもの。高機能センサーといっても過言ではないほどです。
猫のヒゲの根本には『環状洞』と呼ばれる血液で満たされた部分があり、そこでヒゲの微妙な振動などを感じとることが出来るそう。
人間にはわからないような微妙な『空気の流れ』の変化にも猫はヒゲで敏感に気がつくことが出来るのです。
目のあまりよくない猫は障害物を避けるのにも『ヒゲ』を使います。前に障害物があると空気が障害物にあたり、空気の流れが微妙に変わります。
その変化をヒゲで感じって、猫は障害物を避けているのだとか。
猫のヒゲは目の代わりも果たしているのかもしれませんね。
また障害物を避けるだけでなく、狩りをする時にも猫のヒゲは空気の流れを読んでくれます。
耳や視覚、嗅覚では捉えられない、獲物の動きもヒゲの振動で猫は感じとり、狩りに役立てているようです。
③通れる場所か判断する
猫がヒゲをいっぱいに広げて、ヒゲが当たらなければどんなに狭い場所でも、猫は通ることができると言います。
猫にとってヒゲは物差しでもあるのかもしれません。
猫にとって目であり、物差しでもある猫のヒゲ。
生えている猫のヒゲは猫にとっては万能でなくてはならない大切な物のようです。
◆抜けたヒゲは役に立つ!
けど猫にとって『抜けたヒゲ』は不要なもの。
猫にとって不要なものでも人間とっては『役立つもの』になると言われています。
自治は猫の抜けたヒゲは『縁起物』だと言われているんです!
猫自体が元々日本では『縁起物』とされています。
黒猫は厄よけの象徴、三毛猫は金運を招くと言われているように、猫は厄をよけ、運気が上がる動物です。
そのせいか猫のヒゲも厄をよけ、金運アップの効果があると言われています♪
ただ持っているだけで効果があるのだとか…。
私はお財布に入れていますが、効果は…。
とにかく信じていれば効果が現れる!という気持ちで抜けた猫のヒゲを持ち歩くといいかもしれませんね。
日本では『厄よけ』『金運アップ』の効果があると言われている猫のヒゲですが、ヨーロッパでは『恋のお守り』にもなっているのだそう。
もしかすると猫のヒゲは『万能なお守り』なのではないでしょうか♪
いかがでしたか?
お守りになるのは『自然に抜けたヒゲ』だけです。
早く抜けるように引っ張ったり、無理やり抜いたものには効果もありませんし、猫がいたい思いをするだけです。
猫のヒゲは『運』そのもの。
ヒゲを拾うことは『運を拾う』ことと同じです。
自然に抜け、落ちているヒゲを拾うまでは気長に待ちましょう。
猫にも人間にも大切な『ヒゲ』。
生えていても、抜けてからも大切にしてあげてくださいね♪