愛猫の健康は毎日のご飯から。飼い主さんなら、猫のフードにこだわっている人は多いですよね?
絶対国産!やはりオーガニック素材!、など飼い主さんによってこだわるポイントは違うと思いますが、猫のご飯で気になるのはやっぱり原材料。キャットフードを買うときは、パッケージに書かれたフードの説明をチェックするはず。
猫歴=年齢のワタクシ、愛猫カイトのために、猫のフードは色々調べてローテーションで変えています。新商品のキャットフードの場合はパッケージに書かれた情報は必ず読んでチェック。
しかしこのキャットフード、毎回わからない専門用語が出て来るんですよねえ~。一体コレは猫に食べさせたらどんな効果があるの?という単語、みなさんも気になったことはありませんか?
今回は猫と飼い主さんのために、キャットフードのパッケージの専門用語の疑問をきっちり調べてみました。
■キャットフードの専門用語①難消化性食物繊維
猫はもともと肉食動物。キャットフードに「難消化性食物繊維」って書かれているけど、コレは一体どんな意味があるの?
この難消化性食物繊維ですが、人間用の食物、特に健康飲料などでも度々見かけます。名前は「難消化性デキストリン」と言いますが、聞いたことはありませんか?
こちらの主な成分は「消化しにくいデンプン」だそう。主にトウモロコシが原料になることが多いそうです。トクホのお茶などで「脂肪の吸収を抑える」飲料にはよく使われています。
しかしペットフードに使われる難消化性食物繊維の場合、パルプなどの食物繊維がよく使われているとか。体内で溜まった毛玉を絡め取ってウンチと一緒に排出させる効果があるそうです。
そう聞くと、ヨシ!と思いますが、この成分は便秘にも効果があるということ。お腹が弱い猫ちゃんには少量ずつ様子を見ながら食べさせたほうがいいかも知れません。
■キャットフードの専門用語②デイリーデンタシステム
こちらの専門用語が書かれていたキャットフードのメーカーはアイムスさん。この「デイリーデンタシステム」という言葉は、歯石を最大43%も軽減させるという成分だとか。
カリカリの粒を噛むことで、歯石の元になる歯垢をこすり落とし、食後に自然由来成分のミクロ粒子が口の中に広がって唾液のミネラルと歯垢を結合させて歯石化をブロックするそうです。
なるほど~。素晴らしい成分のようですね。しかし我が家のカイトはカリカリはあまり噛まずに飲み込んでいる模様。よく噛んで食べる猫ちゃんに向く成分のようです。
■キャットフードの専門用語③フリーラジカル
ロイヤルカナンのフードに書かれていた「フリーラジカルのダメージをブロック」という言葉。このフリーラジカルとは、細胞に悪影響を及ぼし、老化を早めてしまう原因となる分子のことだそうです。
その代表として有名なのが活性酵素。人間様のサプリメントでもよく聞く言葉ですね。キャットフードの中に、ポリフェノール、ビタミンE 、ビタミンC、タウリン、ルテインといった抗酸化成分を配合することで、このフリーラジカルを予防する効果があるそうです。
う~ん、フリーラジカル、人間もぜひ気をつけたいです。
■キャットフードの専門用語④マイクロ粒子
日清ペットフードが作るキャットフードに書かれていた「マイクロ粒子」という言葉。コレは原料を細かくすりつぶして粉状にした物の名称だそうです。
マイクロ粒子にはドライフードの表面を滑らかにする特徴があるため、のどごしアップ、栄養素の消化をスムーズにする作用があるとか。
コレは日清製粉の製粉技術を応用して開発されたそうです。なるほど、のどごしの良いキャットフードは確かに猫の食いつきが良さそうですね。
■最後に
いかがでしたか。キャットフードのパッケージに書かれている専門用語。これはメーカー独自のネーミングの場合もありますし、人間と同じ言葉をつかいながらも、主原料は違っている場合もあります。
キャットフードには大体が「お客様相談電話」が書かれています。わからない用語は電話して聞いて見ると親切に教えてもらえます♪
ロイヤルカナンさんのフードは食感をコンピューターで化学的に計測するそうですし、ネスレさんはカリカリのどこを噛んでも美味しさが広がる工夫をしているとか。どのメーカーさんも、キャットフードはかなり真剣に製造されているようですね(=^ェ^=)