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猫耳の不思議・猫の気持ちって耳の動きからわかるって本当?



突然ですが、ハリネズミはほとんど目が見えないって知っていましたか?ハリネズミはモグラ科なので、視力ではなく発達した「聴力」により自由に行動ができるそうです。



聴力ってすごい。そういえば、先日亡くなった盲目のおばあちゃん猫も、とても上手に家の中を歩いていました。



私の足音がわかるのか、時々一階の玄関から3階の私の部屋まで上がって来ることもありビックリ。猫は人より、犬よりも聴力が優れていると言いますから、視力が不自由でもそれほど不自由はないのかも知れません。



そんな猫の聴力ですが、聴覚に優れているだけではなく、猫の耳は感情も表しているそうです。今回は、そんな猫の耳の感覚と秘密について調べてみました。



 

■猫の気持ちは耳の動きを見ればわかる?




猫の耳には周りの音を効率よく集める集音機能の他に、「喜怒哀楽」の感情を表す役割があると言います。



猫の「目」を見るよりも、猫の「耳」を見る方が愛猫の気持ちは良くわかる。これはベテランの猫飼いさんなら知っている猫あるある。



私も愛猫をブラッシングするときは耳に注目します。耳が前を向いてピンと立っているときは機嫌が良くてリラックスしている状態です。



耳を水平に倒したり、同時に尻尾をパタパタするようなら不機嫌の前触れ。そろそろやめろ!のサインです。



耳を水平よりももっと深く、ぴったり後ろに倒したときは怒りや緊張を表していると言います。猫によって例外もあるかも知れませんが、概ね猫の耳は自分の気持ちを表すバロメーターの役割を果たしていると言っても良いでしょう。



 

■猫の耳はどうしてあんなにピクピク動かせるの?








猫の耳は180度まで動かすことができると言います。たとえ寝ている間でもまるでパラボラアンテナのようにピクピク動いていますよね。



猫の耳介の付け根部分は「耳根部」と呼ばれ、耳介を正確な方向に動かすための筋肉が発達しています。小鳥やネズミなど、小型の動物の小さな物音でもキャッチできるように猫はぐるりと耳を動かしたり、必要な場合は左右別々の動きをすることもできます。



昔、狩猟動物だった猫はハイスペックな聴力を使って獲物を仕留めていたのでしょう。実は耳を動かすってとても大変です。自分でやってみてください。私はピクリとも動かせません。。。



 

■猫にも好きな音と嫌いな音ってあるの?




人が聞き取れる音の周波数が平均で20~2万ヘルツ、犬の場合は3万ヘルツに対し、猫は5~6万ヘルツまで聞き取れると言われています。



猫はネズミの鳴き声や、虫や鳥の羽音、布が擦れる音と言ったオクターブの高い音を聞き取るのが得意。カサカサ、チューチューという音は大好きでしょう。



反対に猫が聞き取りにくいのが冷蔵庫などの低いモーター音。そしてキーンという極端に高い金属音も苦手だと言います。掃除機やドライヤーの音を嫌がる猫が多いのはこのためかも知れません。



 

■猫にテレビの音はうるさ過ぎない?




聴覚に優れた猫と一緒に暮らしていると、テレビの音量が人にはちょうど良くても猫にはうるさいのでは?と心配になってしまいます。



でも大丈夫。猫は日常聞こえてくる音は、最初は大きな雑音に聞こえるかも知れませんが、次第に慣れて気にならなくなるとか。



そうはいっても突然の大音量は猫もびっくりするはず。よくテレビの上でうたた寝するのが好きな猫を見かけますが、そんなときはやはりボリュームを落としてあげましょう。



 

■最後に








いかがですか。実はすごい猫の聴覚。よく、「お母さんが帰ってくると飛んで言って玄関でで迎えるのに、他の家族の場合は出迎えない」と言いますが、これは猫が家族一人一人の歩き方や靴音の違いを聞き分けているからだそうです。



犬は数日前の歩道に残った靴の臭いまで嗅ぎ分けるという嗅覚に優れた動物ですが、猫は閑静な住宅街の一軒家なら、およそ玄関から5~7m先から大好きな飼い主の足音は聞き取れるそうです。



そんな鋭い聴覚を持つ猫に、鈴付きの首輪ってどうなの?という意見もいただきますが、最初は嫌がったり怖がったりする猫でも、慣れてしまうとそれほど不快に感じることはないそうです。

 



猫壱の首輪はモダンな和テイストのオリジナル。付いている鈴には鞠の形や招き猫、可愛い猫の顔が描かれているものも。どれも猫のストレスを軽減するように軽くて丈夫。ぜひ愛猫ちゃんにプレゼントしてみてくださいね。
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