「人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。」という名言を残したのはモハメド・アリ。
信頼が大事なのね…。私は愛猫の歯磨きに挑戦して失敗するたびにこの言葉を思い出します。
愛猫との暮らしもはや7年。お互いの信頼関係は上々のはず。でも歯磨きするたびに嫌われる気がします。多分気のせい。。。
猫の健康管理は飼い主の大事な仕事。歯磨きをしたほうが良いのは人も猫も同じはず。みなさんもそう思いますよね?
しかし簡単そうで難しいのが猫の歯磨き。なかなかうまく行きません。今回は、2週間かかったけど、私はこの方法で成功しました!という方が成功した猫の歯磨き方法についてご紹介します。
■猫のベッドの近くに歯磨き粉を置く
猫の歯磨きが失敗する理由は、歯磨きに対して「これは嫌だ!」と猫に嫌な記憶を残してしまうこと。まずは猫をリラックスさせることが大切です。
私がいつも猫の歯磨きに失敗するのは、「歯磨きをしなくちゃ!」「また噛まれたらどうしよう」と緊張のオーラを出しているから。猫は飼い主の気持ちに敏感です。
まずはリラックス。そして歯磨き粉をまず猫のベッドの近くに置いておきましょう。猫がクンクン匂いを嗅いで好奇心を満足できるようにすることが大切です。
■歯磨き粉を舐めさせる
今回歯磨きに使ったのは、ペースト状になっている歯磨き粉。まずは猫をリラックスさせ、歯磨き粉の外側の匂いを嗅がせたら、キャップを開けて猫の歯磨き粉を舐めさせましょう。
ペット用の歯磨き粉には、ペットが気にいる香りが配合させれています。歯を磨く前に、歯磨き粉の香りと味に慣れさせることが大切です。
焦ってはダメ。猫の方からぺろぺろと舐めたがるかどうかで歯磨きが成功するかどうか決まります。
猫が舐めたがらない味の歯磨き粉は残念ですがNG。愛猫の嗜好に合う歯磨き粉を探しましょう。
■犬歯の付け根をこする
愛猫が歯磨き粉を舐めたら、同時に犬歯の付け根をこすってみましょう。最初はさっと数秒程度。猫が嫌がらなければ10日程度を目安に毎日こすってみてください。
これができれば、歯磨きはほぼ成功。次からは人差し指に歯磨き粉をつけて猫に舐めさせます。犬歯の歯茎のあたりに擦り付けると、歯磨きを猫が舐めるので自動的に歯に歯磨き粉がつきます。
猫が嫌がらないのを確認しつつ、今度は全体の歯茎を指先でこすって歯磨き粉を満遍なく付けてください。
いかがですか。猫の歯磨きを成功させるのに焦りは禁物。この方法で成功した人は、犬歯の付け根をこするまで2週間かけて猫に歯磨きを慣らしていったそうです。
諦めなければいつかは成功します。あなたも頑張ってみてくださいね。