突然お客さんが来たとき。猫同士の遊びから興奮して喧嘩になったとき。猫が突然パニックになって攻撃してくる場合があります。
猫と楽しく遊んでいるときに、興奮した猫に手を噛まれた、という経験をした飼い主さんも多いでしょう。この突然のガブリ、なかなか危険を感じますよね。
猫に攻撃されないためには、猫の攻撃サインを見逃さないこと。尻尾が膨らむ、唸ったり、シャーという威嚇する声を出すといったサインがみられたら、対策を立てた方が安心です。
猫が攻撃してくる場合、病気からくる「痛み」と「不安」が原因の場合もあります。今回は、猫が攻撃してくるときの原因と対策について調べてみました。
■ウンチの途中で急に興奮して走り回る

排便の後、猫のテンションが急に上がる場合があります。いきなりのダッシュはもちろん、飼い主さんに噛み付いたり、ソファーをバリバリと引っかくといった行動をとることも。
ウンチの前後に興奮して走り回るのは猫の習性のようなものですが、便秘や内臓の病気が排便をすることで刺激され、走り回ったり攻撃することもあります。
排便後ではなく、ウンチの途中で急に興奮して走り回るときは猫の様子を観察してみてください。
■お客様に威嚇する
家に来たお客様に、シャーッと威嚇したり攻撃する場合は対策が必要です。まずは優しい声で猫の名前を呼んで猫の気をそらしましょう。
そのまま猫を押し入れや猫が安心できる場所に誘導してください。もし抱っこして連れて行きたい場合は、猫が興奮して攻撃することもあるので、バスタオルや毛布を猫にかぶせてそのまま包むようにして抱き上げると安全です。
■猫同士が興奮して喧嘩になりそうなとき
猫の喧嘩。じゃれ合っているうちに、だんだん興奮してきて、そのまま喧嘩に突入することもあります。
まず猫同士が睨み合って唸り声を上げるなどしていたら、2匹の間にクッションを挟んで視界を遮断させたり、大きな音を立てて気をそらしましょう。
猫の喧嘩の仲裁は先住猫を優先すること。先住猫に敬意を表し、おもちゃやおやつなど、猫が好きなもので先住猫を別の部屋に誘導しましょう。
しばらくクールダウンさせれば、猫の仲は元どおりに戻るかも知れません。
いかがですか。猫が興奮したときの対策。まずは攻撃をかわすこと。そしてその攻撃が「病気が要因」でないことを調べることです。
家に1つあると便利なのが、猫壱のおちつくネット。これに入れると不思議に猫が穏やかになります。
このネットはハリがあるので洗濯ネットのように猫の体にまとわりつきません。動物病院へ連れて行くときでも、このネットに入れると安心です。