大事な愛猫がガンなどの重篤な病気になってしまったら。飼い主さんはとても動揺するはず。今後の治療方針や闘病生活の方法など、心配なことはたくさんありますよね。
もしあなたの愛猫にかかりつけのお医者さんがいる場合、セカンドオピニオンを求めることを躊躇するかも。
しかし最近ペットの医療も飛躍的に治療法が進化しています。病気の治療の選択肢が広がっている今、セカンドオピニオンを求めることは当たり前なのかもしれません。
今回はセカンドオピニオンについて、飼い主さんが悩みがちなQ&Aを調べてみました。
■どんな時に受ければいいの?
猫の病気について、もっと詳しく知りたい、他の人の意見も聞きたいと思った時は気軽にセカンドオピニオンを利用してみましょう。
特に受けた方がいいと思うのは、今受けている治療を今後も続けるべきか迷った時。例えば完治の目処が立たない病気の時など、他の人の意見を参考にすることで新たな解決策が見つかることもあります。
■どんな獣医師に聞けばいいの?
猫がガンになった場合は、やはりガンを専門に診ている先生に相談するのが一番です。猫の飼い主さんでやりがちなのが、友人に相談して先生を決めること。それはそれで問題はありませんが、個人の思い込みが獣医師の質を左右する場合があります。
どんな獣医師に聞けばいいか、一番良いのは自分でネットや本で調べるのも良い方法ですが、先生のことは先生に聞くのが一番。かかりつけの先生に、専門性の高い先生を紹介してもらうのがベスト。
もしかかりつけの先生が嫌な顔をしたら、今後その先生とは良い信頼関係を築くのはちょっと考えてしまうかも。
その猫を助けたい、という思いを共通してくれる先生なら、積極的に良い先生を紹介してくれるはずです。
■見解が分かれたらどうする?
最初の先生の意見と、セカンドオピニオンの先生の意見が割れてしまったら。これは結構よくあります。その場合はサードまで求めるのもアリ。私はフォーオピニオンまで求めたことがあります。
何と言っても愛猫の命がかかっているのです。自分が納得いくまで専門家の意見を聞き、それからどうするかは、飼い主さんの判断ですよね。
私が良く聞かれるのは、「良い獣医さんはどうやって選ぶ?」という質問。友人に聞くと、
「私は大学で決めてる。K大学出身の先生なら安心できるの。」
という学閥派もいれば、
「先生の雰囲気が重要かな。話を聞いてくれて、爪が綺麗な先生は信用できそう。」
という雰囲気重視派もいます。
私の場合は、とにかく家から近く、ネットなどの情報で評判の良い先生を選びます。普通のワクチン接種などはこんな感じで選びますが、もし重篤な病気になったら、猫専門医に駆け込みます。
考えは人それぞれ。皆さんはどのように先生を選んでいますか?