愛猫との楽しい暮らし。しかしそれにはやはりお金がかかります。平成23年度に東京都が調べた犬及び猫の飼育実態調査によると、猫を一生涯面倒をみた場合、かかる費用は「135万」だったとか。
135万円。この費用が高いか安いかは個人の考えによりますが、う~ん、ちょっとした軽自動車なら買えてしまう値段です。
猫にかかる費用、それは食費、トイレ砂などの日用品、そして医療費です。この医療費がクセもの。高齢になって「がん」になった猫を看取った友人は、1年間の闘病生活で80万ぐらいかかった、と言っていました。
猫を飼いたい!というアナタ、まずは猫貯金が必要かも?今回は、みんなはどうしているの?猫の暮らしについて調べてみました。
■猫の年間食費について
猫の食費。キャットフードの平均値段は大体ですが1000円前後。我が家の場合は1ヶ月で3000円も使わないのではないでしょうか。
平成23年度に東京都が調べた犬及び猫の飼育実態調査によると、猫の平均的な年間食費代は、「1~3万円未満」と答えた飼い主さんは36.6%。続いて「3~6万円未満」と答えた人が21.7%でした。
その他、6万円以上使う、という人は3割以上です。多頭飼いかも知れませんが、結構猫のご飯代にお金を使う飼い主さんは多いようですね。
■猫の年間医療費について

猫の平均的な年間医療代は、「1~3万円未満」と答えた飼い主さんは28.0%。続いて「3~6万円未満」と答えた人が16.0%でした。
無回答と答えた人が30.9%もいるのにはちょっと心配です。もしかしたら、1年に1度の予防接種もしない飼い主さんも多いということでしょうか。
猫の医療費、これは猫の年齢で意見が割れると思います。私はガンになった犬を看取ったことがありますが、70%保証の保険に入っていても30万ぐらいはかかりました。
愛猫が高齢になったら、ペット保険も視野に入れておくと良いかも知れません。
■その他にかかる年間費用
ペットシーツやトイレ砂、猫の爪研ぎなど、愛猫の日用品にかかる費用はどれくらいなのでしょうか。
猫の平均的な年間日用品代は、「1~3万円未満」と答えた飼い主さんは44.0%。続いて「3~6万円未満」と答えた人が15.4%でした。
1万円未満と答えた人も13.1%です。この辺はあまりお金をかける人が少ないのかも知れませんね。
いかがですか。猫にかかる一生涯の費用。年間平均額は、食費、医療費、日用品共に、平均的な金額は「1~3万円未満」がもっとも多いという結果でした。
それでも、猫と暮らすと1年間に最低12万円はかかるということ。決して安い金額ではありません。猫を飼ったら、15年は面倒をみる覚悟が要ります。猫貯金、した方が安心かも知れませんね。