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最近の猫の治療費事情・意外に高額な医療費になりがちな3つの病気



猫の治療費。動物病院によって値段が違うので、目安がわからず本当に不安になりますよね。



2016年のある雑誌の読者アンケートによると、1年間にかかった猫の治療費の平均額は



「3万5226円」



だったとか。現在の猫の平均寿命はおよそ16年ですから、16をかけると「56万3616円」です。



これに1年に1度の予防接種を行なったときは、予防接種の平均額として「7404円」を16回として「11万8464円」。



そして去勢・避妊にかかる費用を「2万975円」と見積もった場合、猫と16年間暮らした場合のトータルの生涯治療費は、



「70万3055円」



となります。でも1年間全く病気をしない猫もいますよね。猫の治療費は本当にどうなるかわかりません。



でももしこの病気になったら、意外に高額な治療費がかかるかも、という病気があります。愛猫と健康に過ごすために、この3つの病気は特に気をつけてください。



 

■膀胱炎




猫の膀胱に炎症が起こり、頻尿や血尿といった症状で病院を受診することが多い膀胱炎。

通常は尿検査、超音波検査、炎症を抑える内服薬などで1,2回の通院となることが多いと言います。



その場合、治療費は目安として1万円以内。それほど高額ではありませんよね。しかし猫の場合、膀胱炎は「再発しやすい病気」なのだそうです。



最近多い、突発性膀胱炎は原因が特定できず、治療が難しいと言いますし、膀胱炎から尿石症を併発すると、治療費が高額になることも。長期間の治療で40万円かかった、という飼い主さんのコメントもありました。



 

■胃腸炎






嘔吐や下痢が続いて病院へ駆け込むことが多いのが胃腸炎、食道炎などの病気です。薬で下痢や嘔吐が治った場合は、1,2回の通院で治療費は5000円程度が目安。



しかし原因がわからず、治療が長引いた場合は治療費はかさみます。



「嘔吐がおさまらず、32回病院へ通院しました。血液検査、エックス線検査、内視鏡検査、病理組織検査など、検査費用が合わせて30万近くかかりました。」



という話もあるようです。



 

■がん




人間でも完治が難しいのが「がん」という病気です。猫の場合も、腫瘍ができる部位と悪性度、進行によって治療費はまちまち。



しかし外科手術や抗がん剤治療、放射線治療などを、一定期間継続する必要がある病気です。何れにしてもかなり高額になることが予想されます。10万円以上はかかると思った方が良いかもしれません。





いかがですか。猫がかあk理やすい、意外に高額な医療費になりがちな3つの病気とは「膀胱炎」「胃腸炎」「がん」の3つ。もちろん動物病院によって値段は様々です。



あくまでも読者アンケートを元にした目安ですが、だいたいこれぐらいはかかるかも、と参考にしてみてくださいね。
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