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思わず絶叫!夏休みに実際にあった、とっても怖い猫の体験談①



もう夏も終わり・・・。と思いつつ、まだ暑い日が続く今日この頃。今年の夏は皆さんは楽しいバカンスをお過ごしでしたでしょうか。



犬と猫がいる我が家。家族揃って出かけることはちょっと難しい状況です。それでも子供が小さい頃はそれこそ犬も猫も車に乗せ、一緒に親が行きたいところに無理やり連れまわしましたが、中学生と高校生ともなると、自分の交友関係が最優先。



犬はともかく猫も子供も家族旅行は好きではない様子。思春期の子供は親との旅行なんてよほど行きたいところじゃない限り、一緒に行ってはくれません。まあ親も子供と行くよりは自分の好きな友人と行った方がよっぽどバカンスになりますからお互い様ですが。



そんな寂しい夏休み、そういえば思い出したことがあります。我が家には、「私が旅行に行くと、猫に何かが起こる」という怖いジンクスがあるのです。



数年前、私が一人で沖縄旅行を満喫中、愛猫が指を怪我して暴れまわり、家中を血だらけにした事件があってからこのジンクスが生まれたのですが、今回は、今年の夏休みに実際にあった、とっても怖い猫の体験談をご紹介しましょう。



 

■真夜中の階段




今年の7月、私が姉と父と姪と一緒に熱海旅行に行った時のことです。家で留守番をしていたのは、母と中学生の息子と高校生の娘、そして犬と猫。



真夜中、ちょうど12時を過ぎたあたりに、母が変な物音で目を覚ましたそうです。とん、とん、とん、とゆっくりと誰かが階段を上がって行くような音だったとか。



私の留守中、防犯意識が高くなる母は、戸締りはしっかりしているから、子供か猫だろうと思ったそうですが、子供はとっくに寝ている時刻。そして愛猫カイトは自分の足元で寝ていたそうです。



1階に寝ていた母は、不思議に思って二階にゆっくりと登って行ったところ、そこにいたのはなんと大きなネズミをくわえた知らない猫の姿でした。



どうやらいつもベランダを開けっぱなしにする息子のせいで、地域猫のしらすちゃんが入り込んだようです。母が見たとき、猫は大きなネズミの尻尾をくわえて、床に叩きつけていたとか。



びっくりした母の絶叫で起きてきた息子と娘。ところがもっと驚いたのはしらすちゃんでした。その大きなネズミを置いて部屋中を逃げ回り、窓の網戸を蹴破って逃走。



残ったのは死んだネズミです。



ネズミどころかセミすら捕まえられない軟弱な息子と、ネズミを初めて見た!という娘。(給食の揚げパンくらい大きかった、と言っていました。)



かわいそうに母は真夜中に死んだネズミを袋に入れ、翌朝猫がいたずらしないように庭に深く埋めたそうです。





いかがですか。我が家で起こったとっても怖い猫の体験談でした。用心深くて私がいない時は絶対に家に入ってこない地域猫のしらすちゃんが、なぜその日に限って入ってきたのかは謎です。



それにしても、ネズミ。。。どこで捕まえたのでしょうか?ある意味、こちらの方が怖い経験でした。
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