犬に比べて猫は研究、検証が難しいそうです。なぜなら猫は気まぐれ。全ての猫が同じ行為を繰り返すということがあまりないからなのだとか。(確かにそうですよね)
知っておきたい猫の雑学。三毛猫にオス猫はほとんどいない、ということは知っていても、オス猫には左利きが多いって知っていましたか?
猫が大好き!だと思っていても、肝心の猫のことをあまり知らない人も多いのでは?今回は、ちょっと知っておくと自慢ができるかもしれない、猫の雑学をご紹介しましょう。
■猫はショートスリーパー
もともと野生時代から、猫は狩りをするとき以外は穴倉や安全な場所で寝て過ごしていたと言います。猫が瞬時に動けるのか体力を普段から温存しているから。そのためには1日に16~17時間は寝て過ごしています。
しかし、実はその寝姿はまさに「寝たふり」16時間のうち、12時間は眠りの浅いうたた寝状態。脳は活発に動いている状態です。その証拠にちょっとした音にもすぐに敏感に反応して目を開けますよね。
猫は寝たふりをしつつ、体を休めているのです。猫が寝ているときはちょっかいを出すのはやめてあげましょう。
■猫にO型はいない?
猫の血液型はA型とB型で、ごく稀にAB型がいます。なぜかO型はいないのだとか。そして猫が住んでいる地域によって血液型の傾向が決まってくるそうです。
イタリアの動物学者の調査によると、日本ではA型の猫が多く、アメリカの猫はほとんどがA型、イギリスやオーストラリアではB型の猫がやや多いそうです。
ちなみに品種によっても血液型の傾向があります。アメリカンショートヘアとシャム猫はほぼ全てがA型、ブリティッシュショートヘアはB型が多いそうです。
■メス猫は100%妊娠する
最近多い「不妊」に悩む女性。精神的にも肉体的にも辛い治療ですが、猫の世界では「不妊」はありません。メス猫は100%妊娠すると言います。
その理由は、メス猫の排卵は人間と異なり、交尾をした後に排卵が起こるからだと言われています。そして複数のオス猫と交尾をすると、それぞれのオスの子供を出産するのも猫の特徴。
猫は1度の妊娠で3~6匹の子猫を生みます。生後半年をすぎたらそろそろ避妊させないと大変なことになるかも知れません。
いかがですか。猫にO型がいない、というのはちょっと知っていると自慢できる雑学ではないでしょうか?
ワタクシ個人的には1度の出産で複数のオス猫の子供を産めるという猫の特性が、ちょっと凄いと思います。猫の世界には一夫一婦制が存在しないのですね。
もし人間もこんな出産ができるのなら、日本の少子化にもストップがかけられるのかも?まあ、イロイロと問題がありそうですが…(笑)