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【猫の地震災害対策】まさかの震災!猫の暮らし、こんなことがありました



2016年4月14日に起きた震度7の熊本災害大地震。人間ももちろん大変でしたが、猫にとっても過酷な状況だったはず。



まさかの地震災害が起きた時、今は飼い主とペットの「同行避難」が原則です。しかし実際に災害に起きた時、果たして同行避難は可能だったのでしょうか?



熊本の大地震の時に実際に猫を飼っていた人はどうしたのでしょうか?リアルな体験を調べてみました。



 

■県の動物愛護センターでは




4月は猫の発情期のシーズン。それと大地震が重なったために、迷い猫が産んだ子猫が一斉にセンターに集まってしまい、一時は250匹以上もの子猫が保護された時期もあったとか。スタッフの多くは24時間体制で猫の世話をしなければならなかったそうです。



震災などの緊急時は複数の猫を1つのケージに入れて施設内で収容しなければならないケースがあります。日頃から避妊、去勢、ワクチンの接種はしておかないと大変な状況になるかも知れません。



 

■県内の動物病院では






熊本県内でも最大規模の大きさを誇る龍之介動物病院では、東日本大震災が起こった時、万が一熊本でも地震が起きるかも知れないと病院を増改築しておいたそうです。



今回の地震ではペットと飼い主さんが同伴で避難できる場所としていち早く病院を開放し、多くの飼い主さんとペットが院内に避難してきたとか。



地震後も被災地で野生化してしまった猫の往診や飼い主さんの心のケアなどをしているそうです。



 

■県内の猫カフェでは




熊本のある猫カフェでは一時営業を停止して、飼い主さんの都合で一緒に暮らせない猫の一時預かりを開始。多いときは80匹の猫を預かったそうです。



万が一の受け入れ先に、猫カフェという選択肢があることを覚えておくと良いかも知れませんね。



 

■個人の場合は




「震災直後に外出していたため、慌てて帰宅したら家は全壊。家の中にも外にも飼い猫の姿は見えませんでした。



不安を感じながらもとりあえずフードだけ置いて避難場所に移動、愛猫を発見できたのはその2日後でした。



瓦礫の重なった部屋の隅でじっと固まっているのを見つけたときは本当にびっくり。嬉しい反面、さぞかし怖かっただろうと思うとかわいそうで泣いてしまいました。」



スコティッシュフォールドを飼っていたOさんのコメントです。猫は震災直後は驚いて逃亡しますが、数日後は自分の縄張りに帰ってくる習性があるようですね。





いかがですか。まさかの大地震が起きたとき。愛猫とはぐれてしまったら、まずは県の動物愛護センターに問い合わせてみましょう。



そこで収容されていなかった場合、もし見つからない場合は、近隣の動物病院や猫カフェなどに問い合わせてみると愛猫を発見できるかも知れません。



東京でも地震が来る可能性はかなり高いと予測されています。この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
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