わかっています。ダイエットが必要なのは、猫ではなく飼い主であるワタクシ。我が家の愛猫のカイトはなぜかいつもくびれたウェストをキープ。それに引き換え保護犬のぽんちゃんと私が
「どこがウェストかしら。。。」
と嘆きたい体型。いや、ぽんちゃんは全然気にしていないかも知れませんが。。。
ダイエット歴は恋愛歴よりも長いワタクシ。未だに成功した試しはありませんが、ウンチクはかなり語れます!
もしあなたの愛猫をダイエットさせたいと思うなら、まずは食事制限、はNG。これは人も猫もストレスが溜まってかなりイライラするはず。猫との信頼関係を壊すことにもなりかねません。
猫をストレスなくダイエットさせるには?まずはこの3つの方法を試してみて下さい。
■猫に「狩り」をさせる
猫はもともと単独で狩りをしていた肉食動物。野生時代は1日のうち睡眠時間以外は全て獲物を捕ることに費やしていたと言っても過言ではありません。
平均的な成猫が1日の栄養を取るためには100回以上の狩りをしたという報告もあります。なぜ100回かというと、狩りの成功率は15回に1回くらいだったからだとか。楽してご飯は食べられないということですね。
狩りがほとんどできない室内猫は、カロリーを消費する術がありません。欲求が満たされないと猫はストレスが溜まります。ご飯はお皿に盛って出すのではなく、高い場所に置いたり、軽く緩んだハンカチにフードを包んで食べにくくするなど、猫に体力と能力を使わせる時間を作りましょう。
■睡眠を充実させる
ずっと眠らせると猫は太るんじゃないの?と思われるかも知れませんが、それは逆です。猫は1日に12~14時間は寝ていると言われていますが、本格的に「熟睡」できる時間は4時間程度だと言われています。
しかしやることがなくて安全な環境にいる猫はダラダラと熟睡時間が長いはず。これは返って睡眠の質を下げることにつながります。
十分に狩りをさせて疲れさせましょう。そうすれば充実した睡眠時間を与えてあげられます。すると猫の睡眠時間は短くなり、覚醒している時間は長くなりますから消費カロリーが多くなります。
■程よい刺激を与える
猫も人もそうですが、退屈すると食欲に頭が向きがちです。「恋をすると痩せる」というのは、脳内が食欲でない別のものに気をとられるから。それはダイエット効果を高めることにつながります。
育った環境や個体差はありますが、猫にはある程度の刺激が必要です。他の人間や他の動物と対面させる、新しいおもちゃを与えてみるなど、社会化期8周目までに知り合いの猫や犬に遊びに来てもらうと良いかも知れません。
ただしこの時期を逃した猫の場合は知らない人や動物とのふれあいはストレスになる可能性もあるので慎重に見極めて下さい。
いかがですか。猫をダイエットさせる3つの掟。人間に例えたら
「夢中になることを見つける」
「良質の睡眠を取る」
「マンネリ防止、新しいことにチャレンジする」
ということでしょうか。いや、頭ではわかっているんですけどね。。。