猫はもともとあまり水分を取らない生き物。先祖が砂漠地帯出身のため、体がそれほど水分を欲しがらない様にできているといいます。
しかし水を飲む量が極端に少ないとおしっこの濃縮率が高くなり、腎臓に負担がかかります。特に高齢の猫は慢性腎不全などの病気にかかりやすくなりますよね。
活動量も減少するシニア猫。春はポカポカ陽気が続くため、「高齢の猫の脱水」に注意しましょう。週に1度程度は愛猫の飲水量をチェックしてみて下さい。もし水を飲む量が減っている場合、水を飲む様に工夫する必要があります。
今回は猫カフェさんに聞いた、猫の飲水量を増やす3つの工夫をご紹介しましょう。
■猫の通り道に複数のウォーターボウルを置く
猫は習慣の動物です。部屋の中をパトロールするのは毎日の日課のはず。猫が毎回通る通り道に沿って複数のウォーターボウルを用意してあげて下さい。
最初は室内に5箇所程度用意してみて、その中から猫が好む場所を見つけるのも方法の1つです。
■猫草に水をかける
水を飲むのが苦手でも、猫草を好んで食べる猫は多いはず。特に春先は猫草が美味しく感じられる季節ですよね。
猫草に気がついた時にこまめに霧吹きなどで水をかけておきましょう。猫が猫草を食べる直前のかけるのがポイントです。猫草を食べる時に、少しでも水分補給ができるはずです。
■猫のベッドのそばにウォーターボウルを置く
高齢になると、猫も1日中ベッドの中でうつらうつらしながら過ごすことが増えていきます。トイレも水を飲むのも面倒臭い、というシニア猫のために、ぜひ猫のベッドのそばにウォーターボウルを用意してあげて下さい。
飲みたくても遠くて行けない、というシニアな猫はきっといるはずです。
■季節限定!猫壱のウォーターボウル・桜柄
猫壱といえば、陶器でできたフードボウルなどの猫の食器が人気です。お陰様でネット上での売り上げも常にトップにランキングされています。
特にウォーターボウルの場合は器の内側に目盛りがついているので猫の飲水量がはっきりと分か流のが人気の秘密。
シンプルな猫の肉球柄の他、季節限定の柄もご用意。春は桜の花と猫を組み合わせたデザイン。陶器の器によく映えます。猫壱のウォーターボウルは磁器製なのでお水がまろやか。またお湯やスープを入れた場合冷めにくく、陶器よりも硬いため扱いが楽だと言われています。
もちろんフードボウルとお揃いになるデザイン。猫にご飯をあげるのがとても楽しくなるはずです。
いかがですか。猫の飲水量を増やす3つの工夫。特に高齢の猫にとって水分補給は死活問題にもなりかねません。
少しでも水分を取らせるために、夏は猫のフードは缶詰にする、という友人もいます。しかし飲水量がいきなり普段の1,5倍になった場合は要注意です。
喉が乾く病気といえば糖尿病や慢性腎不全、子宮蓄膿症などの病気が考えられます。春は「高齢の猫の脱水」に注意してあげて下さいね。