生まれた時から四つ足の動物と暮らしてきたワタクシ。人間の男女間の愛情はほぼ4年で冷めるといいますが、犬や猫への気持ちは高まりこそすれ全然温度が下がらないのは一体どういう訳なのでしょうか。
しかし、愛猫との暮らしが長くなるにつけ、「猫の方」が行動に変化が現れます。子猫時代はトイレにまで付いてきたのに、成猫になると呼んでも尻尾で返事をする始末。玄関へのお出迎えは、そういえば最近は階段の途中で止まっているような。。。
もしかして昔は好きだったアレコレは、今の猫にとっては必要ないのかも?今回は、猫の飼い主さんが勘違いしがちな猫の行動に関する「猫あるある」を調べてみました。
■飼い主が誤解しがちな猫の行動①猫を2匹以上で飼っている場合は、猫同士で遊ぶので飼い主が遊んであげなくても良い。
1匹じゃ可哀想だし、という理由でもう1匹家に迎えたところ、猫同士がよく遊ぶので今までやっていた猫じゃらしタイムをやめてしまった、そんな飼い主さんはいるかもしれません。
しかし、猫にとって飼い主との遊びは「別腹」です。飼い主の愛情はやはり毎日確認したいと思うもの。その気持ちは他に猫がいて仲良く暮らしていたとしても、なくなってはいません。
2匹飼っている場合でも、それぞれ個別にぎゅーして挙げたり、毎日短時間で良いので一緒に遊んであげましょう。その方が猫も安心できるはずです。
■飼い主が誤解しがちな猫の行動②子猫の時は遊んでいたけど大人になったら遊ばなくなった。
確かに猫はシニアに近づくにつれて行動に変化が現れます。おもちゃへの反応が遅くなったり、昔は好きだったおもちゃに見向きもしなくなったりしますよね。
飼い主から見ると、これは猫も大人の階段を一歩登ったのね、と思うかもしれませんが、実はこれは違います。猫が興味がなくなったのは飼い主ではなく「遊びかた」や「おもちゃ」。
新しい遊びかたを飼い主が工夫したり、おもちゃを思い切って変えて見るのも良いでしょう。
■飼い主が誤解しがちな猫の行動③もともと野良猫だから、飼い主にもずっと懐いてくれない
確かに外で暮らす猫を捕獲して自宅に連れて帰った場合、その猫の年齢が大きければ大きいほど、飼い主に懐いてくれないかも知れません。
しかし、懐いてくれないから、と遊ぼうとする気持ちまで捨ててはいけません。猫は気まぐれ。今まであなたにシャー、フー!と威嚇していた猫が、今日はなぜか足元にすり寄って来る。こんなことは全然珍しくないのです。
いかがですか。飼い主が誤解しがちな猫の行動に関する「猫あるある」。猫に嫌われているから、と諦めないでください。毎日声をかけ、優しくしていれば、猫の態度もいつかは変わるはずです。