トイレを覚えるのも早く、お散歩もいらない猫。基本的にお客さんが来たからと犬のように鳴くこともありません。お留守番も安心。猫は本当に手がかからない相棒ですよね。
しかし、「やりたいことはやる・嫌なことは嫌」とはっきりしている性格は、「妥協」と言う言葉を知りません。
「猫はしつけられない動物」だと言われる所以がそこにありますよね。
大体において、「飼い主」が妥協することが多い猫との暮らし。しかしやはり
「これはダメ!」
と叱りたくなることもありますよね。皆さんはどんなことで猫を叱っているのでしょうか?
■食卓に乗ったとき
なるほど~。これは結構「ダメ!」と怒る飼い主さんが多数。我が家ではニンゲンが食事をするときは、愛猫も椅子にきちんと座ってテーブルを囲みます。
うちのニャンコは魚よりも海苔派。にんべんのふりかけや山本山の海苔を食卓に乗せると、思わずテーブルに飛び乗りそうになることもしばしば。
私はゼンゼン構いませんが、毎回猫のお尻を至近距離で見せつけられる息子は本気で怒ります。
食べてしまいたいほど可愛い猫ですが、やはり食卓には乗って欲しくない人は多いようですね。
■カーテンに飛びつくとき
これは子猫を飼っている人にはよくある「猫あるある」かもしれません。特に多頭飼いしている猫は、追いかけっこの最終レースにこの「カーテンに飛びつく」のが大好きです。
しかしこれはとても危険。カーテンに爪が引っかかって取れず、猫の体が宙ぶらりんになった経験があります。
飼い主が家にいるときならまだしも、留守中にこんなことが起きたら大変ですよね。
しかしいくら猫に
「カーテンに飛び乗ったらダメだよ!」
と叱っても聞いてはくれません。我が家は猫が出入りする部屋は障子かロールカーテンにしています。
■ゴミ箱を漁るとき
食卓に乗る、カーテンに飛び乗る、これは私もまあ許せるかなあと思いますが、この「ゴミ箱を漁る」という行為はやはり困ってしまいます。
何よりも仕事で疲れて帰宅したとき、玄関を開けた瞬間部屋に散乱する生ゴミを見たときのショック。。。これは本当に心が折れます。
我が家では、お味噌汁の出汁を取ったパックは、蓋のついていないゴミ箱には絶対に捨てない、と言うのが鉄則になっています。
いかがですか。猫にやって欲しくないNG行為。他にも、「揚げ物や炒め物をしているときにコンロに飛び乗ろうとしたとき」や、「兄弟喧嘩が本気モードになったとき」に大声で思わず叱ってしまった、と言うコメントもありました。
決して猫が嫌いで叱るわけではありません。しかし愛猫にとっても危険な行為は、全力で阻止するのは飼い主の責任です。猫のNG行為は猫が「できないように」対策を立てておいた方が安心です。