毎日毎日猫の本を読んでいるワタクシ。これで今週末に始まる「ねこ検定」に落ちたらどうしよう、と不安になります。
しかし皆さん、猫に関する知識を覚えようとしても、例えば
「猫の嗅覚の仕組みは外鼻孔から取り入れたにおいは鼻奥の嗅細胞が密集している嗅上皮で感知。先端の嗅繊毛を通じて上部の嗅球に電気信号が送られて脳へ伝達されます。嗅上皮の面積や嗅細胞の数は人間の約5倍とも言われ、人間では判別できないにおいも感じ取ることができるのです。」(ねこ検定より抜粋)
という文章を読んでも、ワタクシ、半分以上頭に入ってきません!年々お肌のハリとともに落ちていく脳の記憶力。せめてもっと面白い猫のことなら覚えられるのになぁ…。
ということで、今回はヤケクソ?あまり知られてないであろう、知っていると猫仲間にちょっと自慢できそうな「猫の雑学」を調べてみました。
■猫の鳴き声は「可愛く」進化している!
我が家の愛猫は7歳のオス猫。人間なら立派な中高年のおっさんですが、未だに
「にゃ~ん♡」
と、それはもう可愛い声で甘え鳴きします。きちんと足を揃えて上目遣いにこの声を出されると、ついついモン○チの小袋に手を伸ばしてしまいますが、実はこの猫の鳴き声は、昔に比べると「可愛く」進化しているのだとか。
実は現代の猫の声は、猫の祖先と呼ばれる「リビアヤマネコ」よりも「声のトーンが高くなり、人が聞くと心地よいと感じる」ように変化していったそうです。
もちろんリビアヤマネコも子猫の時は可愛い声で鳴きますが、現代の猫の場合、完全室内飼いが増え、猫が人との暮らしに順応するために成猫になっても人が喜びそうな「猫なで声」を出す猫に進化していったそうです。
■マタタビがなくてもこれでウットリ?
言わずと知れた「猫にマタタビ」。「臭い靴下」といい「マタタビ」といい、なぜこのにおいが猫の琴線に触れるのかはわかりませんが、猫は匂いに敏感ですよね。
猫は鼻以外にも口の中でにおいを感じることができる「ヤコブソン器官」というものがあります。
この「ヤコブソン器官」は主に猫のフェロモンを感じ取る器官なのですが、「人間の体臭」には猫のフェロモンに近い成分があるらしくよく「脇の下」のにおいを嗅いでウットリしている猫がいます。
こういう匂いに敏感な猫は例えばマタタビ以外のこんなものにも反応するようです。
・歯磨き粉
・清涼飲料水
・湿布
もちろんこれは猫によって個体差があります。そうそう、そういえば、猫の中には「女性のにおい」よりも「男性のにおい」が好きな猫が多いような気がします。
さて、あなたの愛猫ちゃんはどうですか?良かったら教えてくださいね♪