猫は撫でられるのが好きじゃない。
そう思っている人も少なくないのではないでしょうか。
確かに人から触られるのが苦手な猫もたくさんいます。
しかし、気持ちよく触ってくれる人に触って欲しいと思っているタイミングで撫でられるのは、触られるのが苦手な猫でも嫌な気分でないはず♪
どんなタイミングでどんな風に撫でれば触られるのが嫌いな猫でもご機嫌になで撫でさせてくれるのでしょうか?
猫があなたにメロメロになっちゃうかもしれない、上手なナデナデのテクニックをご紹介します♪
◆猫を『撫でてもいい』タイミングを見極める
触られるのが好きな猫はいつでもナデナデOK!かもしれませんが、人に触られるのが苦手な猫はいつ撫でてもご機嫌になでさせてくれるわけではありません。
むしろ人に触られるのが苦手な猫は『撫でてもいいタイミング』をきちんと見極めることが大切です。
基本的に、撫でてもいいのは『猫の機嫌が良くてなにもしていないとき』に限られます。
猫がご機嫌でも遊びの最中やご飯の最中に急に撫でられると猫もビックリしてしまいますし、遊びやご飯を邪魔された気持ちになってしまいます。
特に猫がなにもしていないボーッとしているときや、ゆっくりとグルーミングをしながら微睡んでいるときなど気持ちが穏やかで、なにもしていない、あまりなにも考えていなさそうな時を狙って撫でるようにしてください。
撫でられたくないタイミングでばかり撫でているとどんどんと人に触られるのが嫌いになっていくので注意しましょう。
◆猫が気持ちいい撫で方をする
撫でていいタイミングを見つけたら早速撫でてみましょう♪
この時、あまりしつこく撫でるのは禁物です。
またワシャワシャとかき混ぜるように撫でたり、力強く撫でたり、急に手を出さないように注意してください。
ボーッとしているタイミングで乱暴に撫でられたり、すばやい動きで手が出てきて撫でられると猫もビックリしてしまいます。
猫の穏やかな感情と同じ気持ちでそっとてを近づけ指先を少したてるようにしながら優しく撫でてあげましょう。
◆撫でて欲しい場所を撫でよう♪
猫によって多少の違いはあるものの、猫は『撫でられたい場所』がいくつかあります。
撫でられたら気持ちよくなっちゃう場所なので、どうせ撫でるならそこを触って欲しいと思っている猫も少なくないはず。
どの猫にも当てはまるわけではありませんが、一般的にアゴの下、首回り、鼻筋、背中から尻尾にかけて、肩から前足は猫にとって『お触りOK』ポイントであることが多いようです。
特にアゴの下は触られるのをいやがる猫が少ないと言われるナデナデポイント。
触られるのが苦手な猫でも撫でさせてくれることが多い場所です。
ナデナデしていいタイミングにちょっと強めに指先で撫でてあげれば気持ちよさそうにしてくれる可能性は高いのではないでしょうか♪
人にさわられることへの抵抗をやわらげるためにもまずはアゴの下から攻めてみましょう!
ちょっと慣れてきたら頬や鼻筋などの顔回りに指を伸ばし、その後肩から前足、脇の下などさわる範囲を少しづつ増やしていくと猫も撫でられることに少しづつなれてくれるはずですよ♪
いかがでしたか?
猫を触るためにとっても基本的なポイントだったかもしれませんが、基本が肝心。
基本がわかっていなくてはナデナデが苦手な猫に撫でさせはもらえません。
まずは焦らず、ゆっくりと猫のタイミングやご機嫌を見計らいつつ少しづつナデナデが出来るようになっていきましょう!