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猫はなぜ人を癒せるのか?アニマルセラピーのすごすぎる健康効果とは



あなたはなぜ猫が好きなのですか?と聞かれたら、あなたはなんて答えますか?



丸くて温かくて柔らかいもの。人はそういうものに触れると無意識に親しみを感じると言われています。



人に好感を持たれるアニメのキャラクターや、子供に好かれるイラストは全てどこかにこのイメージを取り入れて作られているとか。



猫はまさしくその「丸くて温かくて柔らかい」生き物。猫を見るだけで、触るだけで癒されるのはそのせいかも知れません。



「アニマルセラピーは癒しではなく、治療です。」



と言い切っているのは、岡山県でドッグセラピーに取り組んでいる医師、生長豊健さん。最近の研究では、猫は普通の健康な人だけでなく、認知症やトラウマのある人の病気の治療にとても効果があることがわかっています。



アニマルセラピーは、特に訓練した動物だけではなく、あなたが飼っている猫ちゃんでもセラピー能力は持っているそうです。



今回は、科学的に証明されたアニマルセラピーのすごすぎる健康効果をご紹介しましょう。



 

■アニマルセラピーの2つの方法




アニマルセラピーには、生活の質を高めることや癒し効果を目的としてボランティアが動物を連れて施設を訪問する「動物介在活動=AAA」と、医療、福祉の専門家が協力して治療目標を設定して、計画を立てて継続的な評価を行う「動物介在療法=AAT」があります。



 

■認知症の77歳の女性の場合




夫が亡くなった後、自宅で転倒して施設に入所した77歳の女性の場合、環境の急激な変化で認知症が進行し、昼夜逆転した生活の中で周囲の人に大声で暴言を吐く生活をしていたそうです。



この女性は抗不安薬や睡眠薬が効きにくい体質だったため、主治医が試しに小型の犬を使ったセラピードッグの治療を試みたところ、ドッグセラピーを受けた日は、夜すんなり眠れるようになり、周囲への暴言も無くなったそうです。



 

■猫も育てるセラピードッグ






人の心に1秒で溶け込んでしまうというアニマルセラピー。犬が主流ですが、猫のアニマルセラピーももちろんいます。



東日本大震災で被災した人々や、茨城県の病院の患者さんなど間で有名なキャットセラピーの猫「ヒメ」ちゃん。2007年7月24日生まれの真っ白な雌の日本猫です。



飼い主はアニマルセラピーの実践家で、応用動物行動学の研究者の小田切敬子さん。生まれたばかりのヒメちゃんをセラピーキャットにするために、同じセラピードッグのチャッピーに世話を任せたそうです。



優秀なセラピードッグであるチャッピーは自分と似ても似つかないヒメを自分の子供のように可愛がり、ウンチやオシッコを舐めとって育てたとか。



そして小田切敬子さんは、ヒメがどんな人間でも怖がらないように子猫のうちから大勢の人が集まるイベントに積極的に参加したそうです。



チャッピーに溺愛されて育ったヒメは優秀なセラピーキャットとして月に2回、茨城県の精神病院で活動し、その病院の患者さんの投薬量を減らすほど活躍しているそうですよ。



いかがですか。具体的にいろんな場所で活躍しているアニマルセラピー。自分の愛猫と触れ合うだけでもリラックス効果は満点。猫に触れていると血圧が下がって幸せホルモンである「オキシトシン」が分泌されるそうです。猫は飼い主を健康にしてくれるのは間違いありませんね。
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