『ご飯が欲しい』や『遊んでほしい』など猫自信の欲求により鳴くことは前編でご紹介しましたが、実は猫が早朝に鳴くのは『自分の欲求』を伝えるためだけではないんです。
『○○して欲しい』というお願い以外でいったいどんな理由があり猫が早朝に鳴くようになるのでしょうか?
後編も引き続き対処法と共にご紹介します。
◆病気
餌もあげていて十分に遊んであげているのに、早朝に鳴く。
今まで人間と同じサイクルで生活できていたのに急に早朝に鳴くようになった。
そんな時は『欲求』で鳴いているわけではないかもしれません。
早朝鳴きに加えて、水を飲む量が明らかに増えている場合は猫が『甲状腺機能亢進』の可能性があります。
甲状腺ホルモンの異常が原因となり、今までのように人間のサイクルに合わせて生活できなくなり、早朝から起きてしまったり、夜中に大暴れすることがまれにあるのだそう。
飼い主さんだけでは対処することはできないので、一度動物病院へ行き甲状腺の検査をしてもらいましょう。
猫は高齢になるにつれ甲状腺機能亢進になる可能性が高くなるといわれています。
シニア猫は一度検査をしてもらってもいいかもしれませんね。
◆ストレス
ストレスがかかっている猫は早朝だけでなく、いつもに比べてよく鳴くようになります。
元々おしゃべりな猫なら別ですが、日中に鳴くことが少なかった猫が急に時間を問わずよく鳴くようになったのであればそれは『異常』です。
ストレスの原因がわかっているならストレスを緩和出来るように、飼い主さんが工夫してあげるだけで少し鳴くことは減るでしょう。
まずは安心して猫が暮らせるように、何ができるのかを考え実行してあげてくださいね。
◆発情期

猫が鳴く期間が発情期だけなのであれば、発情の興奮から鳴いているのでしょう。
『外に出たい』という欲求も混ざっているかもしれませんが、発情期のフェロモン当てられそわそわと落ち着きがなくなり自然と声が出てしまう、ということもあるようです。
外にいる猫に反応して鳴いていることもあるかもしれません。
発情期で鳴いてしまうのは生理的な欲求によるものなので、去勢・避妊して様子を見てみるしかないでしょう。
去勢・避妊をしたとしても一度発情期を体験している猫は体が『発情期』を覚えてしまっているため発情期の度に『発情』自体はしなくともそわそわとし始めることはあります。
そのため、発情期を体験したあとに去勢・避妊をして100%鳴くことがなくなるわけではありません。
しかし少しトーンや音量、頻度は落ち着くはずなので発情期の鳴き声に困っているのであれば去勢・避妊をしてもいいかもしれませんね。
◆シニア猫になって…
シニア猫は眠る時間も増えるため若い頃と生活サイクルが少し変わってきます。
今まで起きていた時間が睡眠に代わり、どんどんと眠ることが多く起きている時間が少ない生活へと変わっていくのです。
そのため早朝や夜中に不意に目が覚めることがあります。
いつも目が覚めた時に見ていた風景とは違う風景、違う雰囲気の周囲にシニア猫は混乱してしまい不意に目覚めた夜中や早朝に鳴いてしまうことがあるようです。
しばらくすると少し慣れて鳴かなくなるかもしれませんが、シニア猫は不安にかられて鳴いていることが多いそう。
『うるさい!』と怒らずに、鳴かなくてもいいように安心できる工夫をしてあげましょう。
優しく声をかけてあげるだけでも変わるかもしれません。
朝日がきちんと遮られるように遮光カーテンにするだけで混乱を防げることもあります。
寝床を暖かくしてあげるだけで落ち着く猫もいるでしょう。
シニア猫は自分が変わっていくことに少しビックリして早朝や夜中に鳴いているだけかもしれません。
上記で話したように甲状腺機能亢進のような病気の可能性もありますが、まずはシニア猫が安心できる環境を整えてあげてから検査などをしてもらうようにしましょう。
いかがでしたか?
猫が早朝に鳴くのには何かしら『理由』が絶対にあるようです。
何故鳴いているのか、こんな理由で鳴いているときはどうすべきか、猫に『うるさい!』と思ってしまう前に、飼い主さんが無理して倒れてしまう前によく猫を観察して『鳴く理由』を見極めるようにしましょう!
そうすれば今よりももっと猫との関係もよくなるはずですよ♪