好き好き猫が大好き!…猫好きは犬好きよりも猫への依存度が高い、と感じるのは私だけでしょうか?
インスタを見ても圧倒的に数が多いのは犬よりも猫。2015年度の国内で犬と猫が流通、販売された数はおよそ85万匹。犬が691,979匹、猫が156,407匹なのにも関わらず、猫の写真の方が多いのは、それだけ飼い主の思い入れが深いからではないでしょうか。
しかし猫は1歳になると立派な成猫。人間なら18歳の思春期盛りです。飼い主の愛情は子猫時代は嬉しくても、成猫になると、
「ちょっと鬱陶しいニャ~。」
と感じているかも知れません。
病気でもないのに猫が機嫌が悪い、なんだかイライラしているみたい、と感じたら、それは猫のストレスサインかも。
今回は、愛猫をストレスから守る3つの方法をご紹介しましょう。
■なるべく猫にコスプレをさせない
猫が好きなあまり、写真を撮りまくる飼い主さんがやりがちなのが
「猫のコスプレ」
です。ひな祭りやクリスマス、ハロウィンなどに猫に洋服や帽子をかぶせるのが好きな飼い主さんは多いのでは?
写真を撮影する短い間だけならまだしも、日常的に猫に洋服を着せる行為はあまりお勧めではありません。
猫はとても綺麗好き。自分の体を毎日何度も舐めてグルーミングするのが日課です。洋服を着せるとそれができずにイライラするはず。
なるべく猫に洋服を着せないことが、猫にストレスを感じさせないコツです。
■スキンシップはほどほどに
毎日毎日室内で暮らしている猫。自分が留守の間は何をしているのか心配ですよね。
しかしだからといって、帰った途端に猫の姿を追い回したり、猫にベタベタするのは考えものです。
猫には猫のやりたいこと、飼い主との距離があります。こちらからスキンシップを求めず、猫が甘えモードで自分からスリスリしてくるのをじっと待ってみてはいかがでしょうか。
■飼い主はできるだけ規則正しい生活をしよう
猫はとても几帳面。起床時間、昼寝、ご飯、遊びの時間は大体決めて行動しています。飼い主さんの生活パターンがいつもバラバラで、起きる時間も寝る時間も決まっていないと猫の生活も乱れる原因になります。
猫は習慣を大切にしたい動物。なるべく規則正しい生活習慣は、猫をストレスから守る大きな要因になるでしょう。
いかがですか。猫をストレスから守る方法。基本的に猫は理由もなく他人(他猫)にベタベタすることは少ない性質を持っています。
自分も他人も程よい距離を保って平和を築くのが最良の方法、猫の集会を見ているといつもそんな気がします。
自分のパーソナルスペースを作り、他人の領域も犯さない、猫は人間よりもとてもクールな付き合いが好きなのかも。
もちろん猫の性格には個体差があります。飼い主さんは愛猫の性格をよく見極めて、猫との距離を計ってみてはいかがでしょうか。