ぷっくりと可愛い太った猫。ある雑誌のアンケートによると、
「太っている猫は好きですか?」
という問いに対し、87%の読者が「好き」と答えたそうです。しかしその内訳をよく見ると、
大好き:2%
好きだけど病気が心配:85%
という条件付きの意見が多数を占めていました。それでもデブニャンの人気の高さには驚かされます!(これがなぜニンゲンの女子では人気が出ないのでしょう。。。)
そして猫の肥満について調べていると気になる意見を発見。キャットシッターさんや猫カメラマンさんなど、「猫のプロ」によると、
「茶トラの猫は肥満になりやすい」
とのこと。なぜ茶トラだけ…?でもそういえば我が家で以前飼っていた茶トラのタマちゃんもちょっと太めだったような。。。
この疑問の理由について、15匹以上の猫と暮らしている保護猫のプロに聞いたところ、
「茶トラの猫は人懐っこい子が多いから、ご飯をもらいやすいんじゃないかなあ」
と言っていました。なるほど~。
猫によって肥満になりやすい猫はいるのでしょうか?肥満は性格?遺伝?それとも…。
今回はデブニャンになりやすい猫の特徴について調べてみました。
■太りやすい猫っているの?
犬の場合は特定の純血種の犬が太りやすいと言われています。しかし猫の場合は純血種よりもミックスの猫の方が太りやすい傾向があるようです。
純血種の中で、スコティッシュ・フォールド、アメリカン・ショートヘアなどの猫は比較的太りやすいと言われています。(学研:猫の気持ちがわかる本より参照)
■猫の肥満は飼い主が原因
デブ猫になりやすい猫の特徴、それは飼い主に注目すると良いかも知れません。今は完全室内飼いが主流。猫のご飯は100%飼い主からもらっているはずです。
「ほ~ら、おやつだよ♪」
と猫に食べ物を上げることで猫とコミュニケーションを取っている飼い主は多いでしょう。飼い主にとってそれは「愛情表現」「猫とより親密になれる手段」かも知れませんが、猫にとってはそれはただの「ごはん」。
お腹が空いていれば喉をゴロゴロ鳴らして喜んでくれるかも知れませんが、猫には「ごはん」よりも好きなものがあるのです。
■これは効果あり!猫の肥満対策とは?と
猫がご飯よりも好きなこと。それはズバリ
「遊ぶこと」
です。猫はもともと自分でハンティングして獲物を取るハンター気質。ワクワクドキドキしながら獲物を追い詰め、口にいれた瞬間はまさに
「至福のひととき」
のはず。猫の肥満対策に、これを利用しない手はありません。
いかがですか。うちの猫はちょっと太めかも。と思っている飼い主は35%。肥満猫にはダイエットフードをあげるだけでなく、毎日決まった時間、主に狩りをイメージした運動や遊びに付き合ってあげましょう。
もしかしたら一石二鳥、それはあなたのダイエットにも繋がるかも知れませんよ♪