なぜか顔まわりを激しく引っ掻く。自分の体を噛んでグルーミング…。
猫が自分の体を(特に顔まわり)を激しく痒がる場合、それは「アトピー性皮膚炎」かも知れません。
アトピー性皮膚炎の原因は花粉やハウスダスト、カビの胞子などのアレルゲン物質。これを吸引したり、猫の被毛に付着して舐めたりすることで発症します。
しかしごく稀に、「食べ物アレルギー」によってアレルギー症状が出る場合もあるのです。
部屋をこまめに掃除して、アレルゲン物質はできるだけ除去したのに猫の症状が変わらない、と言う場合、もしかしたらその原因は特定の「食べ物」にあるのかも。
今回は猫の食べ物に関する飼い主さんの悩みを集めて見ました。
■猫にアレルギーが起きやすい食べ物ってあるの?
猫の食べ物アレルギー。実際には純粋な食べ物アレルギーは少ないと言われていますが、このアレルギーの病気に関しては、まだまだ不明な点が多いようです。
猫の食べ物アレルギーは、一般的には食べ物の中の「たんぱく質」に原因となる物質が含まれることが多いと言われています。
猫がアレルギーを起こしやすい代表的な食材は「牛肉・大豆・乳製品」。それ以外では、「麦・豚肉・鶏肉・馬肉・魚・とうもろこし・米」などで起こることもあるそうです。
■どんな症状が出るの?
食べ物アレルギーの主な症状は、まずかゆみ、喘息のような呼吸器症状、下痢などです。もっとも多いのがアトピー性皮膚炎同様の『かゆみ』で顔、首、耳周辺部に症状が現れて激しく引っ掻いたり噛んだりします。
■絶対に食べちゃいけない食べ物を食べた場合の対処法とは
猫が中毒を起こす危険性のある食べ物。日常的にも沢山ありますよね。ネギやチョコレートは有名ですが、観葉植物の中にも猫に危険な植物は沢山あります。(ポトス、ポインセチア、シクラメンなど)花瓶に飾る花の場合、ユリなどは花粉がこぼれやすいので特に要注意。スズランも危険です。
猫が食べてはいけない食べ物を食べたからといって、必ずすぐに健康障害が現れるとは限りません。しかし万が一、症状が現れた場合の対処法として、かかりつけの動物病院に、
「何を いつ どれくらい」
食べてしまったのか、報告をして指示を仰いでおくと安心です。
いかがですか。猫の食べ物の悩み。植物やサプリメントなどは論外ですが、イカや牛乳など、あまり食べさせてはいけない、と言う食べ物を猫がすごく欲しがる場合がありますよね。
猫に「ちょうだい ちょうだい」としつこく催促された時。飼い主は誘惑に負けそうになるかも知れませんが、長い目で見たらそれは愛猫の健康には良くないかも。
私はいつも、猫におねだりされると、あげない代わりに猫が大好きなおもちゃで遊んであげます。最近のお気に入りはやはりカシャカシャブンブンするような猫じゃらし(=^x^=)
猫はすぐに飛びつきますから、これは良い気分転換になるようです。良かったら試してみて下さいね。