私の大好物はズバリ「ぜんざい」。北海道の十勝小豆はお米同様欠かしません。そしてあんこは絶対につぶあん派。ストーブを使う冬の季節は、我が家ではあずきのシーズンでもあります。
しかし何故かこのあずきを煮ていると、必ず寄ってくるのが我が家の愛猫。カイトは人間なら44歳のおっさんですが、どうやらあずきが好きなようです。
しかし猫は完全肉食動物。食物繊維を消化する機能は「雑食」の人間よりも弱いはず。
そして何と言っても猫は「甘い味」を確認できる「味蕾」を持っていません。猫のキャットフードの成分を調べても、砂糖など甘い味の成分入っていませんよね。
猫が変わったものを欲しがる時、飼い主は困ってしまいます。中には「こんなものを欲しがるとは!」と驚くようなものもあります。
「うちの猫はこんなものを食べてます。」と聞いた中で、中でも猫にとって食べても大丈夫なだけど「変なもの」をご紹介しましょう。
■猫が欲しがる変なモノ①:海苔
一体何故?もしかして魚の匂いでもするのかな?と頭を傾げてしまう、猫が欲しがる変なモノ①は「海苔」です。
海苔の成分はたんぱく質、食物繊維、ビタミン、カルシウム、EPA、タウリン、ベーターカロテン、アミノ酸など。猫に必要な「タウリン」と猫に欠かせない「タンパク質」も豊富。そして日本人のソウルフード。今まで「海苔」を食べたことがいない人はいないかも?
海苔は天然ですからいつものご飯に海苔をトッピングしてあげると喜ぶかも知れません。
■猫が欲しがる変なモノ②:マヨネーズ
養老孟司さんの愛猫「まる」。:実は外国製の瓶に入ったマヨネーズが大好きなのだそうです。
マヨネーズの成分の主な材料は、卵と油と酢の3つだけ。とても単純でシンプルです。猫がほんのすこし舐める程度なら問題はないでしょう。
ただし、問題なのは塩分とカロリーです。一般的なマヨネーズのカロリーは大さじ1杯、およそ15gで100カロリー。成分の内訳は、タンパク質:0.4g、脂質:11.2g、炭水化物:0.1g、ナトリウム:105mg(食塩0.3g相当)だと言います。
メタボ気味なニャンコにはちょっと控えた方が安心かも知れません。
■猫が欲しがる変なモノ③:果物
我が家の愛猫は全く食べてはくれませんが、猫が食べても大丈夫な「果物」があるそうです。水分をあまり摂らない猫の場合、果物を食べることで水分が補給されますからオススメかも。
猫が食べても大丈夫な果物は、「スイカ、梨、桃、メロン、りんご、いちご」など。でも量はごくわずか。人間の一口程度の量に抑えてくださいね。
水分が豊富なスイカやメロンは猫の体に負担がかかる「カリウム」が豊富です。あげすぎには注意してください。
いかがですか。猫が猫が欲しがる変なモノ。他にはブロッコリー、雪見だいふく、そうめん、アロエなど、思わず「だ、大丈夫ですか!」と聞きたくなる変なモノが好きだという猫ちゃんもいました。
猫の好物だからとあげすぎると健康を損なう危険があります。猫の健康は飼い主の責任。あげても良いかどうか、よく考えてあげて下さいね。