犬猫鳥…。だけではありません。ヘビが大好き!という人もいますし、ウサギラバーの人も大勢いますよね。
あなたはどんなペットを飼っていますか?そして何故そのペットを選んだのでしょうか?
アメリカの獣医師会では、ペットの個体数、飼い主の人口統計、出費などを追跡してアメリカでペットを飼っている人がどのように変化するかを調査しています。
その結果が2015年の日経サイエンスに報告されていました。とても興味深いのでご紹介しましょう。
☆ペットを飼っている割合が最も高いのは?
・5人以上の家族のいる人
・フルタイムで働く人々
・社交的で感情移入型の人々
・持ち家のある人
となっています。日本と比較してみると、日本ではペットを飼っている世帯で最も多いのは子育てが終わった50~60代の世帯の人です。仕事を定年退職する前後の人ともいえます。
年齢的に持ち家率は高そうですが、家族構成は夫婦二人暮らしの方も多いと想像できますから、アメリカと日本ではちょっと違うようですね。
☆ペットを飼っていない人の特徴とは
ペットを飼っている人といない人、なにか違いがあるのでしょうか。アメリカの家庭でペットを飼っている人が少ない州はマサチューセッツ州が50.4%、ニューヨーク州が50.6%となっています。
ペットを飼わない(飼えない?)人は都市部に住んでいる可能性が高いといいます。これは日本でも同じかも知れません。
そしてペットを飼っていない人の特徴として、
・清潔できちんとして家庭を重視する可能性が高い
・自分自身を独立した人間だと考える可能性が高い
・高学歴である可能性が高い
と報告されています。…もしかしてこれと正反対の人が「ペットを飼っている人の特徴」ということになるのでしょうか?
確かにワタクシ、家の中が犬小屋化してもそれほど気にはなりませんが、あんまりな言われようですね(笑)
☆アメリカではペットを飼う人は減少傾向
2006年以降、アメリカではペットを飼う人が減少しています。世帯数でいうと2.4%下がっています。
日本では2008年をピークに2015年まで緩やかに犬のペット数は減少傾向にありますが、猫の飼育数は増加しているようです。
いかがですか。アメリカと日本のペットを飼う人の違い、なんだかペットを飼わない人の方が立派な暮らしをしているという印象を受けましたが、皆さんはいかがでしょうか(笑)
いよいよ後半では、飼うペットの種類によって分る飼い主の性格をご紹介します!