猫の問題行動について、個人的に研究を重ねている藤倉先生。東京猫医療センターの副院長として、猫の病気の治療に携わる以外に飼い主さんの猫についての悩み相談にものっているそうです。
猫と人のQOR向上を目指す猫壱のセミナーでも、毎回「猫の困った行動について」お話して頂いておりますが、3回目となる11月は、特に猫の「攻撃行動」についてお話を伺います。
急に起こる噛み癖、威嚇行為など、猫の攻撃性に悩んでいる飼い主さんは多いハズ。
今回は、11月23日に行われるセミナー、【猫の問題行動について③猫の困った攻撃行動】のポイントを藤倉先生に聞いてみました。
質問①:もともと先生はなぜ猫の「問題行動」の研究をしようと思ったのですか?
藤倉先生:愛猫の問題行動についての悩みを抱えていらっしゃるご家族の方は、実はとても多いのです。普段の診察時やお電話で相談を受ける中で必要とされている分野だと感じ、自分自身で勉強を始めました。
質問②:先生は二人の小さなお子さんと2匹の猫と一緒に暮らしていますが、子供のせいで猫が困った行動をすることもあるのでしょうか?
藤倉先生:小さな子供は猫の習性を知らずに無意識で猫の問題行動を誘発するきっかけを作ってしまうことがあります。ぜひ正しい知識を皆様のお子様にもお伝えいただければと思います。
質問③:一番猫の問題行動で治療が難しいのはどんな行動ですか?
藤倉先生:長い期間矯正されずにいた問題行動は、治療が難しくまた改善までに長期間要することが多いと思います。
質問④:飼い主が無意識に猫の攻撃行動を誘発してしまうものなどはあるのでしょうか?
藤倉先生:知らず知らずに誘発してしまっていることはあると思います。それを防ぐためにも猫ちゃんの習性をご理解いただくことが大切だと考えています。
質問⑤:猫の性格と攻撃性は関係がありますか?
藤倉先生:猫ちゃんの性格を定義することは難しいのですが、遺伝や育った環境との関係性は証明されています。
藤倉先生、お忙しい所をインタビューに答えて頂き、有り難うございました。
いかがですか。次回のセミナーでは藤倉先生に無料で猫の相談ができる相談会も実施致します。猫の攻撃行動に限らず、愛猫の悩み全般について相談できます。
猫の攻撃行動は素人判断ではますます悪くなる可能性があります。病気じゃないから…。と思わずに、気になることがあれば、気軽に藤倉先生に相談してみて下さいね。
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