一枚のメモで救われた小さな命
近年推奨され話題となっているのが『猫バンバン』という活動。
車の隙間に入ってしまった猫にこちらの存在を気付かせるために、乗車前にボンネットを軽く叩き、猫を外に逃げさせるというプロジェクトです。
ツイッターユーザーの@なべぞさんは、この活動を知っていて、実際に猫バンバンをしてから車を走らせました。
しかし、10分ほど経ったとき、ワイパーにメモが挟まれている事に気がつきます。
そのメモには、
と書かれていました。
はい?
—な べ ぞ (@muchbaron) November 5, 2016
ワイパーにはさんであったわ。 pic.twitter.com/zF7kGmx5Ll
メモを読んだなべぞさんは慌てて車を停め、エンジン付近を確認すると…
不安そうな顔をしている猫を発見しました!今急いで車を止めて確認、子ぬこおったわ(;´д`) pic.twitter.com/8gNCrhVaWT
—な べ ぞ (@muchbaron) November 5, 2016
助けようとするものの、一人で救出するのは難しい状況です。
“泣きたいのは俺だ(-_-;)!”と、呟くなべぞさん。
子ぬこニャーニャー鳴いておる、泣きたいのは俺だ(-_-;)
—な べ ぞ (@muchbaron) November 5, 2016
エンジン付近に居ると分かった以上、危ないので車も動かせません。
すぐに”JAF”を呼び、待つ事にしました。
救世主JAF到着、ありがたし。 pic.twitter.com/720bSbxuqT
—な べ ぞ (@muchbaron) November 5, 2016
JAFの車が到着し、すぐに救出が開始されました。
車の下からJAFの方が手を伸ばし捕まえようとしたのですが、トランスミッションの上(フロントガラスの真下)に逃げられてしまいます。
今度はなべぞさんが釣竿を使い、高温な右側のエンジンを避ける為に右側から追い立て、エンジンの左側に子猫が逃げたところをJAFの方に取り押さえてもらい、救出成功となりました!
本当は一度そのまま動物病院に連れて行き、火傷が無いかを確認しようとしたそうですが、捕まえたと思ったらすぐに草むらに逃走してしまったとのことです。
おかげさまで無事無傷で車外に出すことができました。
—な べ ぞ (@muchbaron) November 5, 2016
お気に掛けて下さった皆様ありがとうございますm(__)m
カージャック犯は車外に出た後一目散に草むらに逃亡しましたw pic.twitter.com/IfTaZdruIc
猫もきっと怖い思いをしたと思いますが、無事に怪我なく救出されて本当に良かったです!
メモを残してくれた方へ感謝の気持ち
連絡主様にお礼の手紙をしたためてワイパーにはさんどく、感謝感謝♪ pic.twitter.com/o0sn9DTblA
—な べ ぞ (@muchbaron) November 5, 2016
このメモを残した方も、救出に奔走したなべぞさんも本当に素敵な方ですね。
思いやりの連鎖でひとつの命が救われました。
そして「猫バンバン」の大切さを再確認したなべぞさん。
このツイートは沢山の人の目にとまり、「車に乗る前には気をつけましょう!」という呼びかけがより一層深まったのでした。
data-ad-client="ca-pub-1493050849235845"
data-ad-slot="1254475616">
ちょっとした思いやりで救える命