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1950年代にタイムスリップ。人々との強い繋がりで生きた猫たちの生き方に時代を感じる。


 

『1951年のロンドンの猫たち』

イギリスのフォトジャーナリスト、サーストン・ホプキンスさんは101年の生涯の中で素晴らしい作品を残していて、中でも『1951年のロンドンの猫たち』という作品は、ホプキンスさんの素晴らしく、またユニークな才能を表しています。

実は、この猫を被写体とした白黒写真には、深いストーリーが隠れているのです。
そのストーリーに、芸術好きだけでなく世界中の猫好きな人々が関心を持ち始めています。

写真に見るロンドンと猫の歴史

1950年の初め、ホプキンスさんはPicture Postという雑誌に関わっていて、この白黒の猫の写真はその雑誌に掲載されました。

ホプキンスさんは他の記事を書くためにロンドンの街を歩いていたとき、空襲によってホームレスになってしまった沢山の猫たちに出会ったそうです。

猫たちは、空襲の爆破によってできた瓦礫をすみかにしてほぼ野生の猫として生活し、ときどき優しい人々から食べ残しをもらって生き延びていました。

飼い猫も外で放し飼いにしていた?

飼猫も「野良猫」!?

この頃は、飼猫も一日のほとんどをロンドンの通りで生活していることも多かったようです。

猫を飼っている人々は、自分たちが寝る前に猫を外に出すという習慣がありました。

もちろん猫用の小窓なんてものもまだ存在しません。

なので、帰る家のある猫たちも「野良猫であり飼猫でもある」といった様子だったそうです。

歴史を感じる素敵な写真たち

ホプキンスさんは、猫たちに少しの餌をあげながら写真を撮ったそうです。

そして今、現代を生きる私達は、1950年代のロンドンの雰囲気と猫たちのミステリアスな生活を残した貴重な白黒写真を見て楽しむことができているのです。

1950年代のロンドンに暮らす猫たちはたくましくも、やはり猫らしく気の向くままに生きていたように見えます。

皆さんは写真を見てどのように感じたでしょうか?

歴史を感じることができる、素敵な写真たちをご紹介しました^^

 
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