両目と帰る家を同時に失ってしまったワンコ
この子はベア
心優しい1歳のピットブル
ある日彼はひき逃げ事故に遭い両目を失ってしまいました
ベアを轢いた犯人は逃走してしまいましたが、幸い現場には事故の目撃者がいました
その親切な目撃者によって動物病院に運び込まれました
病院に到着したベア
その右目からは出血、そして左目に至っては完全に潰れていました
追い打ちをかけるように、治療費を支払えないことを理由にベアは飼い主にも見捨てられてしまいます
光と飼主を同時に失ってしまったベア
動物病院で働く一人の女性はベアのことを娘のケイティさんに話しました
当時のケイティさんは人生について悩み引きこもりぎみになっていました
そしてケイティさん母娘はベアに必要な治療をすべて受けさせてあげました
やがてベアは回復し、ケイティさん一家は彼を家族に迎えました
ベアはケイティさん母娘によって命を救われ、帰る家もできました
そして新しい家族ができたことが嬉しくてたまらないようです
ベアは周りのみんな全員をハッピーにしてくれます
特にケイティさんにとってベアは特別な存在になりつつありました
夢中にボールで遊ぶベア
なんとも無邪気です!
ケイティさんはこう話します
「ベアに出会うまでの私は人生は何も出来ずに時間だけがどんどん過ぎて行ってしまう。そんな歯がゆい日々だったの。そして時間を無駄に過ごしてるんじゃないかという不安に陥っていたの」「でも、今はそんな無駄にしてしまった時間にもちゃんと意味があったんじゃないかと思えるようになってきたの。そんな風に思えるようになったのはベアのおかげなの」
やらかしちゃったベア
本当に見えてないの?と思うくらいの元気っぷりです
ベアがケイティさんに与えたもの・・・
人生に悩み引きこもりがちだったケイティさんに、人生を楽しむことを教えてくれたのは他の誰でもない 盲目のベアだったのです。
「ベアは最高にハッピーで優しい子。彼と友達になれたことを私は心から光栄に思ってるの」「盲目の犬をもらう手続きをすることって、最高の友達をもらう手続きをするようなものね!」犬というのはほんとうに強い生き物です
人間なら失明してしまうと自暴自棄になったり、最悪の場合命を絶ってしまったり...
でも犬は違います。見えなくてもそんなハンディキャップをものともしません。
そして、精一杯生きようとします
そんなベアの姿にケイティさんは背中を押されたのでしょう
私達人間は犬に見習わなければならないことたくさんあります