ブリティッシュロングヘアーの抜け毛は多い?

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ブリティッシュショートヘアーから派生したブリティッシュロングヘアーは、ブリティッシュショートヘアーと同様にダブルコートの被毛を持っています。
ダブルコートの猫種は抜け毛が多いとよく言われていますが、ブリティッシュロングヘアーもまめなブラッシングを行わなければ、大量の抜け毛に悩まされることがあります。
ブリティッシュロングヘアーは長毛種ですので、朝と夕方の1日2回を目安にブラッシングケアを行ったほうが良いでしょう。
特に季節の変わり目である春と秋の換毛期には、アンダーコートの抜け毛量が増え、いくらブラッシングをしてもどんどん抜け毛が出てきますので、まめにブラッシングを行う必要があります。
ブリティッシュロングヘアーの抜け毛ケア

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ブリティッシュロングヘアーを飼育するなら、抜け毛ケアとして最低でも1日2回ブラッシングをするように心がけましょう。
長毛種に多く見られるのが、猫自らグルーミングをすることで、胃や消化器官に毛が詰まり、毛玉症を起こしてしまうケースです。
毛玉症は悪化すると、最悪の場合外科手術になることもあります。
抜け毛ケアは毛玉症のリスクを減らす上でも、とても大切なケアですので、毎日欠かさずブラッシングを行って無駄な抜け毛を取り除くようにしましょう。
長毛種の猫のお手入れの手順ですが、まず初めに目の粗いコームを使って、毛玉ができていないかを確認するために全身をくまなくブラッシングしてあげましょう。
その次に、目の細かいコームで、抜け毛を取り除くため丁寧にブラッシングを行いましょう。
長毛種をブラッシングする時には、毛を引っ張らないように注意してください。
毛を引っ張られると、猫はブラッシングが痛いものだと覚えて、次からブラッシングを嫌がることがあります。
優しく、丁寧にブラッシングするように心がけてくださいね。
ブリティッシュロングヘアーは、わがままで気難しい一面があることでも知られています。
大人になって換毛期になったとたん急にブラッシングを行おうとすると、嫌がってブラッシングに手間取ることがあります。ブリティッシュロングヘアーが子猫の頃から、ブラッシングに慣らしておいたほうが良いでしょう。
他にも抜け毛対策として、暑くなる前にサマーカットを行う方法もあります。長
毛種は寒さには強いですが暑さには弱い傾向があります。サマ―カットを行うなら、夏の熱中症対策になりますし抜け毛も目立たなくなります。
ブリティッシュロングヘアーが夏の時期を快適に過ごせる方法として、試してみるもの良いかもしれませんね。