「誰か助けて~!」
ある日ラザラスの飼い主さんは病に倒れてしまい、彼のお世話ができなくなってしまいました。長い間放置されたラザラスの自慢のフワフワの被毛は泥にまみれ、いつの間にか巨大化。まるで大きな毛玉のようになってしまいました。出典:http://honesttopaws.com/dog-hair-trap/
突然のことに、知り合いや家族にラザラスのことをお願いするのが出来なかったのでしょう。
その間にもラザラスの被毛は伸び続けています。
どうやって生活をしていたのか、詳しく知ることは出来ません。
ですが、唯一無二の飼い主さんがいなくなり、たった一匹でとても心細かったと思います。
「ビフォー」まるで毛刈り前の羊のよう
被毛に押しつぶされ、馬小屋の隅っこで身動きがとれなくなっていたラザラスは、幸運にも隣人に救出されました。出典:http://honesttopaws.com/dog-hair-trap/
ご覧の通り、本当の体の大きさが分からないほどの被毛。
相当な重さだったはずです。
ひと目見ただけでは、犬ではなく羊かと思ってしまいますね。
異変に気づいた隣人のおかげで、ラザラスの存在を知ることができ、あのまま動けずに餓死という最悪の事態は免れました。
しかしこの巨大な毛玉、なんとかしなくては...
「アフター」なんということでしょう!!
まずは毛刈り!最初は緊張していたラザラスも次第に落ち着きリラックス。さぞ気持ちがよかったのでしょう。彼の背負っていた「毛玉」はなんと16kg!ほぼ中型犬1匹分です。出典:http://honesttopaws.com/dog-hair-trap/
16kgの被毛を背負っていたラザラスの体は、こんなに細くて筋肉がありません。
「早く助けてあげられなくてごめん、よく頑張ったね」と労ってあげたいですね。
新しい飼い主さんとの出会い