犬の気持ちはボディランゲージを読み取ることが第一歩
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犬の気持ちを知る為には、普段から犬のボディランゲージを読み取るようにしてみましょう。
犬は色々な行動を見せてくれます。
体の動き、表情、目、口、尻尾など、犬のあらゆる動きから犬の感情を読み取ることができるのです。
例えば、犬が突然あくびをしていたら、「眠いのかな」と思う飼い主さんが多いかもしれません。
しかし、それだけではなく、犬にとって緊張や不安を和らげ、自分で落ち着かせようとしている場合もあります。
何かいつもと違うことがあった時や来客時、緊張する病院やトレーニングでもあくびをすることがあります。
飼い主さんがあえてあくびをしてあげることで犬がそれを見つめ共感してくれるということもあるようです。
犬の気持ちを読み取るリラックスタイムの行動
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犬の気持ちを知る上で、犬と一緒に過ごすリラックスタイムの際にその行動を読み取ることも大切です。
おすわりや、一緒に横になっている時、眠る時など、犬がお尻や背中をぐっと押し付けてくることがあります。
実はこれは、安心と信頼の気持ちを表しています。
もともと犬は野生の時もお尻をお互いにくっつけて、敵が来た際もすばやく反応できる状態を保っていました。
お互いに大切なお尻をくっつけることはお互いの体を守る意味もありました。
こうした野生時代の行動の名残りもあるのです。
お尻をくっつけてきた時、飼い主さんへの信頼である共に何か不安なことが起きている可能性も考えられます。
優しく声をかけながら、なでてあげるなど犬の様子に注意しましょう。
犬の気持ちがわかる遊びや欲求のサインを示す行動
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もともと、前足をかける行動も、子犬が母犬に甘えたり犬同士で遊びたい時などに見られる行動でした。
さらに肩まで乗せる時は、自分が優位であることを伝えるなど、メッセージをしっかり伝えているのです。
遊んでいる時や一緒に部屋で過ごしている時など、犬が足をかけてきたら犬が何かをして欲しいと訴えているのかもしれません。
一方であまりにひどく興奮して足をかけてくる時は、飼い主さんがリーダーとして「いけない!」と伝えてあげましょう。
犬の気持ちを読み取るのならコミュニケーションが大切
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犬の気持ちは行動から読み取ることができるものです。
普段のボディランゲージ、リラックスしている時、飼い主さんのもとに来た時の行動など、犬自身はしっかりとメッセージを伝えてくれているのです。
犬の気持ちを読み取るために、普段から犬の行動ひとつひとつに注意を向けてみてくださいね。
犬に感情があるのか無いのかは、様々な意見がありますが、喜ぶことがハッキリわかる以上、犬も泣くことや、行動の中で悲しむこともあり得るのではないでしょうか?いろんな例を示しながら、犬の感情について考えてみます。
https://mofmo.jp/article/889