病気になりにくい描種7選
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猫は今約100種類ほどの種類があります。その中でも、健康で病気になりにくい猫の品種は
- ハバナブラウン
- アメリカンショートヘア
- ラグドール
- ヒマラヤン
- スコティッシュフォールド
- マンクス
- サビ猫
が挙げられます。
1種類ずつ解説します。
ハバナブラウン
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比較的病気にはなりにくい健康的な猫です。ハバナブラウンはイギリスで偶然誕生した品種のようです。シャム猫とシャム猫の混血の黒猫との間に誕生しました。1980年代には「スイスマウンテンキャット」や「チェスナットフォーリンショートヘア」という名前にもなったようです。日本にはまだ知名度が低い猫です。寿命は11年から14年です。
アメリカンショートヘア
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アメリカンショートヘアは1600年代にイギリスからアメリカへ連れてこられた猫です。一般的には丈夫で病気にかかりにくい健康な猫とされています。寿命は10歳から13歳です。
ラグドール
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1960年代にアメリカのカルフォルニア地方で飼われていたシールポイントが、ペルシャ猫やバーミーズなどと交配を重ね、改良されて誕生した比較的新しい品種の猫です。ラグドールとは英語でぬいぐるみという意味があるようです。とても大人しくなつっこい猫です。抱っこされても嫌がらず、従順で健康な猫です。寿命は約14年前後です。
ヒマラヤン
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ヒマラヤンは1924年にペルシャとシャムの交配によって作られた品種の猫です。北アメリカとイギリスを原産国とするネコです。性格が穏やかで温和で健康です。またのんびりしている性格ですので、ストレスが少なく病気にかかりにくいのかもしれません。寿命は14歳から15歳です。
スコティッシュフォールド
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スコティッシュフォールドは1960年代ににスコットランドで見つかった耳の折れ曲がった猫から、ブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアの品種改良を行って誕生した猫です。公認を受けたのは1994年です。もともとは致死性遺伝をしていたようですが、ブリーダーがよく理解し知識をしっかりと持って遺伝情報に配慮して交配させた猫であれば、丈夫で長生きし病気になりにくいことが知られています。
マンクス
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マンクスはイギリスのマン島の猫で、多種がいない環境で近親交配を繰り返されていました。その中で突然変異で尾のない品種の猫が生まれたとされています。足はしっかりしていて筋肉質で健康です。しっぽが短いマンクスもいるので、ラビットキャットとも呼ばれることもあるようです。大人しく人見知りな猫で、少し神経質です。寿命は10歳から13歳です。スコティッシュフォールドと同じように、もともとは致死性遺伝をしていたようですが、ブリーダーがよく理解し知識をしっかりと持って遺伝情報に配慮して交配させた猫であれば、丈夫で長生きし病気になりにくいことが知られています。
サビ猫
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サビ猫はその名の通り、サビ柄のモザイク模様の被毛を持っている猫です。これに白の被毛が混ざっている場合を三毛猫と呼ばれることもあります。体が丈夫で知能が高い猫です。穏やかな性格でもあります。
一番いいのは2つ以上の血統が入ってる「ミックス」、雑種が病気になりにくいと言われています。純血種の品種の猫たちは血が濃くなってしまうので、遺伝的な病気にかかりやすいといわれています。
またおっとりしている性格もストレスをためないので、健康で病気になりにくいのかもしれません。
意外にも新しい品種も健康で病気になりにくいといわれているようです。歴史が長い猫だとその分、血が濃くなっているからと思われているようです。新しい品種の猫で先天性の病気があるにしても、今は原因が突き止められている猫もいるようですので、病気が出ないようにまた病気になりにくい丈夫な猫にブリーダーが交配させていることもあります。
まとめ
これを踏まえてこれから猫を飼おうと思っている人は病気になりにくい健康な品種を選ぶことができるかもしれません。雑種もいいかもしれませんね。
自分の飼っている猫がいつまでも健康で楽しく生活してくれることを願うものです。