猫が夜走り回る理由
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猫が夜走り回る理由の一つは、元来猫が夜行性の動物だからです。猫は狩りをして生きてきた肉食動物なので、やはり夜に行動を起こします。
人間と生活するようになり、そんな猫も人間の生活リズムに合わせてきてはいますが、やはり時々本来の夜行性の血が騒ぐのかもしれません。
日中飼い主さんが居ない場合、猫はお昼寝をして過ごしています。飼い主さんが居る夜に走り回るのは一緒に遊びたい気持ちの表れでもあるんですよ。
お留守番中に一人で遊べるおもちゃや、キャットタワーの設置をしつつ、一緒に居る時間は楽しく遊んであげてくださいね。
猫が夜走り回る時の対処法
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猫が夜走り回る時の対処法としては、一緒に遊ぶことです。
猫の集中力は長くても10分です。10分思いっきり遊んであげると、猫も満足して落ち着きます。幼猫や、活発な猫はその10分を2回ほど繰り返してあげれば最高に機嫌がよくなりますよ。
お気に入りのおもちゃを使って遊ぶだけでなく、追いかけっこやかくれんぼもおすすめです。
一緒に動き回ると、普段気にしていない、体の動き方もチェックできるので、何かあった時に、些細な変化に気がついてあげることもできます。
夜に走り回ると、内臓も活性化して、便通もよくなります。
猫が夜に走り回ることを「運動会」と呼ぶ
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猫が夜になると走り回る様子を、飼い主さんたちの間では「運動会」と呼んでいます。突然一人で三角飛びなどを披露してくれたりするので、初めて見た飼い主さんは驚くかもしれません。
けれど、運動会なので、いくつか競技が終われば落ち着きます。
猫が溜まっていたストレスやエネルギーを一気に発散する行動なので、夜、走り回ることは猫の習性だと思って、受け入れましょう。
猫は夜走り回る まとめ
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どんな猫も毎日夜走り回るという訳ではありません。
飼い主さんや、家族と過ごす時間の中で、一緒に遊びたい気持ちを表している場合があるので、夜走り回る場合は、まずは一緒に遊んであげてみてくださいね。
猫だけで走り回り、すぐに落ち着く場合は、トイレをチェックしてみてください。
快便を喜んで走り回る姿も愛らしいですよ。
子猫の場合は、むやみやたらと走り回りますが、1歳を過ぎると、徐々に落ち着いて来ます。
子猫の時の夜走り回る時間は、そう長く続かないので、飼い主さんも一緒に遊んで過ごしてあげてくださいね。
もし、子猫と老猫が一緒に生活している場合は、老猫にストレスがかからないように、走り回る子猫は、違う部屋で遊ばせるなどの配慮をしてあげてくださいね。