■犬にも友達は必要?見つける時の注意点と友達の探し方
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「友達がいない」って、何だかちょっと悲しい響き・・・。
できればあまり言いたくはないフレーズですよね。
特に大人になってからは、友達がいるかどうかは人格にも大きく影響すると考えられているので、友達がいないとなると人格を疑われてしまいます。
ですが友達が重要なのは、実は犬にとっても同じことなのです。
犬に友達がいないと、犬の性格や社会性にも影響があることがわかってきました。
「うちの犬には友達がいない!」
そう気付いたとき、飼い主さんは何をしてあげるべきでしょうか?
犬にお友達を作ってあげるために、飼い主にはなにができるでしょうか?
そして、犬の友達の正しい探し方とは?
犬の人生を楽しくハッピーなものにしてあげるために、飼い主ができる友達の探し方をまとめてみました。
■犬にも友達は必要?
小さい頃から人間とともに過ごしてきた犬ですと、自分が人間の一員であるかのように考えている犬も少なくないようです。
ですが、犬の友達がいるとそんな考えも少し薄らぐようですね。なぜそう言えるのでしょうか?
犬に友達がいると、まずじゃれあったり噛み付きあいながらコミュニケーションを図ります。
このコミュニケーションで、犬はどの程度噛むと噛みすぎなのか、相手を怒らせてしまうかなどの加減を覚えることでしょう。
また、このコミュニケーションで、社会性も身につけることができます。
犬はじゃれあいに見える喧嘩で、お互いの順位付けをしています。
そのように順位づけをすることで、犬同士の関係がスムーズにいくようにお互いが距離を測っているのです。
このような社会性が身につくと、お散歩などでも他の犬にむやみに挑んだり喧嘩したりしなくなりますね。
犬が社会性がないと、お散歩のときにだれかれ構わず吠えたり喧嘩をしかけたりしてしまいます。
相手はなんとも思っていないのに、いつも歯をむきだしたり敵視していては、相手の犬も飼い主さんもいい気持ちがしませんよね。
このような犬は、友達がおらず社会性を身につけてこなかった犬であると言えます。
犬に友達がいると、お散歩のときなどにもストレスフリーに楽しめるのです。
またドッグランでは、すべての犬が放されているために、より社会性が試されるものです。
いままで友達がおらず、他の犬とどのように接すればいいかわからない犬ですと、ドッグランでおどおどしてしまうかもしれません。
または反対に、ドッグラン内で喧嘩をしかけてしまう可能性もあります。
ドッグランを楽しむためにも、友達作りに慣れておくべきなのです。