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チャウチャウってどんな犬?性格から見た飼い方の基本!


チャウチャウってどんな犬?

草原に立つチャウチャウ

shutterstock.com

チャウチャウの特徴は?

北極圏に起源があるといわれているチャウチャウ。別名「チャイニーズ・エディブル・ドッグ」「ヘイ・シー・トゥー」とも呼ばれます。
正方形に近いがっちりと頑丈な体と、ライオンのような立派な毛並みを持っていて、舌の色が青黒いのも特徴。
体の大きさは、成犬で体高46~56㎝、体重は25~27kg。分類でいうと中型犬ですが、毛並みにボリュームがあるので体が大きく見えます。

被毛は、立体感のある「ラフコート」と滑らかな「スムースコート」の2タイプ。どちらも羊毛のような密集した下毛をたくわえていて、寒さから身を守るのに役立っています。
チャウチャウの毛色で公認されているものは、ブラック、レッド(赤茶)、ブルー(灰色)、フォーン(淡黄)、クリーム、ホワイト、シナモンの8つ。2色以上が混じっていたり、まだら模様の犬はチャウチャウとは認められていません。

チャウチャウ誕生の歴史は?

チャウチャウは、中国では2000年以上前から飼育されている、長い歴史を持つ犬。でも、詳しい誕生の由来はまだわかっていません。
チャウチャウの生い立ちには、以下の3つの説があります。

・サモエドとチベタン・マスティフの交雑種に由来があるという説
・超古代犬種で、かなり古くから確立した犬種として存在していたという説
・中国の古代犬種であるハン・ドッグの子孫と、チベタン・マスティフの交配で生まれたという説

でも、どれも科学的な証拠を見つけるのが難しいのだとか。

また、日本の秋田犬と遺伝的な距離が近く、オオカミの血が混じっているとも言われています。
18世紀後半には、中国からイギリスへの輸出も開始。「チャウチャウ」という名前には「東洋の珍しい骨董品・装飾品」という意味があり、ヨーロッパやアメリカでも貴重で珍しい犬として人気を博しました。
中国では昔から作業犬として活躍し、猟犬や番犬、牧畜犬などさまざまな仕事を一手にこなせる犬として、頼りにされてきたようです。

チャウチャウってどんな性格?

チャウチャウは、冷静沈着で威厳のある犬です。
マイペースで頑固なところがあり、家族に対しても愛情表現は控えめ。ただ、しつけをきちんとすれば飼い主に対して忠実で、献身的に尽くしてくれる性格になります。見知らぬ人への警戒心がかなり強いので、番犬向きと言えるでしょう。
20世紀に入って家庭犬として飼育されるようになってから、チャウチャウの気質の改良は進んでいますが、しつけが難しい犬であり、初心者向きではありません。

チャウチャウのしつけ方法、飼育環境は?

正面を向いたチャウチャウ

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子犬の頃のしつけが特に大事!

独立心が強く、頑固な一面を持っているチャウチャウ。成犬になっても、家族の中でリーダーの立場にいる人の指示以外は拒んだり、場合によっては誰のいうことも聞かないことも…。
こういった事態を防ぐためには、チャウチャウが子犬の時から、社会性を育てるために家族以外の人や犬と触れ合わせたり、根気よくしつけや訓練を行って、飼い主との信頼関係を確立することが大切です。

不安な人は、トレーナーのいるしつけ教室などに相談してみるのも方法でしょう。
また、チャウチャウは繁殖系統によって、気質の激しさが大きく異なるといわれているので、子犬を譲り受ける時にはよく確認することも大切ですね。

チャウチャウの飼育環境は?

チャウチャウは寒い地域で誕生したため、寒さには強くても、高温多湿には弱い犬です。温暖な地域や涼しい気候の地域なら外でも飼育できますが、暑い時期は屋内に入れてあげる方がいいでしょう。
がっしりとした体型ですが、それほど激しい運動が必要なわけではありません。ただ、毎日適量の運動をさせてあげることと、単純な散歩だけでなく、ゲームなどを取り入れて変化をつけてあげることが飼い方として大切です。

日頃のブラッシングも欠かさずに。被毛がラフコートタイプのチャウチャウには2日に1回程度、スムースタイプは週に1回ほどブラシで手入れしてください。ムダ毛や抜け毛も、気づいたときに処理してあげるとよいでしょう。

チャウチャウの体調管理、気をつけたいことは?

伏せるチャウチャウ

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頑丈な体つきのチャウチャウですが、ものすごく丈夫な犬というわけではありません。特に、長毛のため夏の暑さには弱いので、夏の飼い方では温度管理に注意です。

また、チャウチャウがかかりやすい病気としては、以下が挙げられます。

・眼病

目が小さく、まぶたがくしゃっとつぶれたような形のチャウチャウ。緑内障や、まつ毛の生え方が不規則なため目に傷ができやすいとされています。チャウチャウが目の痛そうな様子をしていたら、要注意です。

・皮膚炎

チャウチャウは、アレルギー性皮膚炎や、脂漏性皮膚炎、天疱瘡(てんぽうそう)などの皮膚病にも注意が必要な犬種です。皮膚がうろこ状になる「苔癬化(たいせんか)」もたびたび見られます。

・消化器系のがん

胃がんなど、内臓系のがんも多く報告されているチャウチャウ。特に中年齢以上になると起こりやすいといわれています。食欲や便の色など、日常的に気をつけて、早期発見に努めてください。

いかがでしたか?
マイペースでどっしりした性格と、ふさふさの毛並みが魅力的なチャウチャウ。初心者が飼うには難しいといわれていますが、いちど一緒に暮らしたら、その愛嬌のある雰囲気に夢中になってしまいそうですね♪
チャウチャウを飼いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください!

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