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犬と一緒に暮らすなら。気を付けたい部屋づくりのポイント


犬が暮らしやすい部屋にする二つの要素

Yellow labrador, retriever lying on the bed. Dog breed Labrador lies on a bed in the room. The dog lives in the house. Morning, dog.

A StockStudio/shutterstock.com

犬がのびのびと生活できる部屋づくりのポイントは「安全性」と「快適さ」です。

犬は人間と比べると非常にデリケートな生き物です。そのため、人間にとって生活しやすい部屋が、犬にとっても同じだとは限りません。
犬の特性をよく知って、暮らしやすい部屋を作りましょう!

「安全性」で気を付けること

電気コード類を片づける

電源コード

pixabay.com

生活必需品には電気コードがあるものが多いですよね。そのコード、ついつい出しっぱなしにしていませんか?

電気コード類を床に放置したままにしておくと、犬が足を引っかけてしまったり噛みついてしまうおそれがあります。
生活するうえで頻繁に使うものは、家具の後ろや部屋の隅など犬が入れないところに隠しておき、使わないときはまとめておくなどの対策が必要です。

長めのコードは、まとめる道具などを使ってコンパクトにしておくと安全ですよ。

家具の配置に気を付ける

人間にとっては生活しやすい家具の配置が犬の目線に立ってみると危険だった…なんてことは少なくありません。

特に家具の高さには気を付けてください。犬の目線のあたりにある、背の低い家具には角にクッション材をつけるのが有効です。

ぶつからないように、家具の並びを一定にすることも必要です。
またオーブンレンジやストーブなど、高温になる家具は犬の手が届かないところに置くか、専用の柵を使って怪我をしないように配慮してください。

観葉植物を置かない

部屋に観葉植物を置いてある場合は、ぜひ片づけてください。

ぶつかって危険だから、という理由ももちろんですが、観葉植物には犬に有害なものも多くあります。間違って食べてしまった場合、命に関わるものもあるので置かないのがベストです。

香りの強いものを置かない

いい香りは心を落ち着けてくれますよね。
でもちょっと待ってください。犬にとってはいい香りではないかもしれません。

犬は人間と比べて、嗅覚が非常に優れています。そのため、ちょっとした匂いにも敏感に反応します。
警察犬や麻薬取締犬などが、例としてわかりやすいですね。

そのため部屋にアロマを炊いたり、またお部屋の芳香剤のようなものを置くことは、犬にとってストレスになる可能性があります。
また一部のものは有害物質を含んでいる場合があります。

もし何か香りのあるものを置きたい場合は、犬に無害なもの、香りが比較的弱いものを選んでおくのがよいでしょう。

小物類は入れ物にまとめる

アクセサリーや小物類、生活雑貨などはついつい部屋の中に置いたままにしてしまいますよね。けれど犬にとって難なく口にくわえられるもののため、誤飲の危険性があります。

小物などは用途に応じて、ケースにまとめてしまっておきましょう。
出来れば、蓋つきのものやファスナーがついたものがベターです。

床にカーペットなどを敷く

Shetland Sheepdog on carpet

Joerg Huettenhoelscher/shutterstock.com

フローリングは掃除がしやすく、人間にとっては生活がしやすいですよね。

ですがつるつると滑りやすいため、犬が腰や足を痛めてしまう原因になってしまいます。
カーペットなどを利用して、犬が走っても滑らない床にしましょう。

カーペットを選ぶ際には、毛が絡まることが少ない毛足の短いものを選ぶのがおすすめです。また犬の毛が頻繁に落ちてこまめな掃除が必要となるので、掃除がしやすい材質のものを選ぶのもよいでしょう。


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