先住者を優先させる
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理想の同居としては犬・猫がお互い子供同士の場合です。
これから社会性を身につけていくので早く仲良くなれる可能性も高いのですが、なかなかそうはいかないでしょう。
そこで大事なのは先住を優先させてあげる事です。
犬でも猫でも後からやってきた子ばかり目をかけると先住はヤキモチをやいてしまいます。
そうなるとお互い仲良くなるどころか、ますます距離をとってしまうので、まずは先住から名前を呼ぶ、ご飯をあげる、遊んであげる、など順番を決めれば徐々に習慣化し犬は特に順位を理解します。
キャットタワーを作ってあげましょう
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もし喧嘩してしまった場合でも猫の逃げ場があるようにキャットタワーがあると便利です。
猫はもともと高いところが好きですし、犬は走りまわることを好みます。
それぞれの習性を考えて犬を散歩に連れていく時は猫はお家でのんびりさせてあげましょう。
お互いストレスをためない事がうまく同居できるコツです。
食事での注意
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うっかりしていると犬は猫の餌を食べてしまう事があります。
しかし犬は低カロリー、高カルシウムの食事を必要とし、猫は高カロリー、高タンパク質の食事が必要となるのでもし犬が猫の餌を食べ続けると失明したり発達障害をおこしたり皮膚病になったりします。
逆に猫が犬の餌を食べ続けると肥満になったり高血圧、慢性腎不全になったりするので絶対ごちゃまぜにしてはいけません。
サークルは分けた方がよい
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早く仲良くさせようとして一緒に過ごさせて逆に喧嘩をしてしまう事があります。
犬や猫も相性があります。
まずは様子を見ながらそれぞれのサークルに入れましょう。
慣れるまでサークルの部屋を分けたり行き来できなくする必要もあります。
1階と2階で離すのもよいです。
そして飼い主さん立ち合いのもと、お互いの顔合わせをしてだんだんと慣れさせましょう。
ただ猫の場合、怖がって猫パンチなどをすると目に当たって危険なのであらかじめ爪を切る必要があります。
犬も気性が荒かったり、興奮して猫に噛みついてしまっても危ないので飼い主さんはよくみてあげましょう。
まとめ
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犬も猫もそれぞれの生活習慣が違います。
それらを理解したうえで犬と猫が仲良く同居できるよう、飼い主さんは相当の根気が必要です。
焦らずゆっくりと時間をかけてみてあげましょう。