シャム猫ってどんな猫?
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シャム猫は、現在のタイ王国がまだシャム王朝だった頃に生まれ、その歴史は1300年代にまで遡るほどと言われています。
王室や貴族など、タイ王国の中でも位の高い血筋の家系でのみ飼うことが許される猫であったシャム猫は、現在もその気品ある外見と愛くるしい表情から現在も多くの方に愛されています。
シャム猫の性格は?
数ある猫の中で、特に警戒心の強い特徴があるシャム猫は、初対面の人間には懐こうとはしません。
冷静でクール、貴族のみ飼う事が許された猫だけあって賢くもあり、可愛いだけではなくカッコよさもその性格から感じ取れます。
しかしながら、警戒心を見せるという性格が出るのは、あくまで初対面で慣れていない人にだけ。飼い主や慣れた人に対しては、とても甘えん坊な性格で構ってほしくてたまらない素振りを見せます。
その甘え方は、他の種類の猫と比べると「しつこい」と言われるほどです。
けれども、ギャップのあるその性格に、心打たれる方は少なくないんだとか。初めは冷たいのに、後になってとことん甘えん坊…。まさに、小悪魔チックな猫といえるでしょう。
シャム猫の特徴は?
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セレブ感のある見た目にギャップのある性格…それだけでも十分魅力的だといえるシャム猫ですが、他にもこの種類の猫ならではな部分を持ち合わせています。
そんなシャム猫の特徴をあげてみましょう。
スリムで筋肉質な体型
シャム猫は、好奇心旺盛な性格の持ち主でもあり、興味を持った物に対して素早く行動する特徴があり、無我夢中になって捕らえようとします。
その行動力・体力はシャム猫の特徴でもあるスリムで筋肉質な体型であるからこそ出来る技だといえるでしょう。
運動量の多い特徴がある猫の種類として扱われているので、走ったり、ジャンプしたりなど、とことん体を動かせられる広さ・環境が必要不可欠です。
ツヤのある被毛
特徴の一つでもある被毛は、トップコートのみのシングルコートでピッタリと皮膚に張り付くように生えています。見た目にはツヤがあり美しいですが、保温性がないという特徴がある為、寒がりの子が多く、室温の管理には細心の注意が必要です。
また、その他にも、大きな声でよく鳴く事もシャム猫の特徴とされていました。しかし、日本に入ってきてからはキツイ性格が丸くなり、あまり必要以上には鳴かなくなったとされています。
動画で見るシャム猫
いかがでしたか?シャム猫が多くの方に愛される理由がお分かり頂けたでしょうか?
「飼いたい!」という方は、シャム猫の性格や特徴を把握して、是非愛情たっぷりに可愛がってあげてください。きっと他の猫には無い魅力いっぱいな甘え方でアナタを癒してくれますよ。
↓シャム猫の動画はコチラ↓
原産がどこか意外に知られていないシャム猫は、それまでは高価な猫の品種でした。しかし日本におけるブームは、アメリカンショートヘアの登場でかなり下火になり、今ではようやっと「サイアミーズ」の名で、スリムな個体がペットショップに出てきている程度です。しかしながら、飼ってみるとなかなかユニークな性格で、面白いと思います。飼い方、しつけの方法、選び方まで解説しましょう。
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