膝の上に乗りたくなる猫の気持ち
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愛猫が自分の膝に乗ってきてくれたら、とても幸せですよね。
甘えられているのかな?好きでいてくれているのか?と考えると思いますが、実際膝に乗る行動をしている猫ちゃんはどのように思って、その行動をしてくるのでしょうか。
寂しかった!気持ちの裏返し
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猫は、気まぐれだと思われていますが実はとっても寂しがり屋の気持ちをもっています。
お留守番をしている時間、猫は大抵寝て過ごしています。長い留守番時間の中、寂しい気持ちや不安感が募るのです。
そんなとき、帰宅をした飼い主さんの膝の上で寝て「寂しかったんだから!」という気持ちをアピールします。
こんな時は、猫を思いっきり甘えさせてあげましょう。
猫は気持ち伝え、飼い主さんの気持ちを受け取り安心します。
わたしが一番かわいいよね?
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目をまん丸くして、とてもかわいい猫なで声で鳴き甘えてきますが、触らないで!とか、ほっといてほしい気持ちも猫は愛しています。
その猫が、膝の上に乗っかって寝るときは「わたしが一番かわいいよね?」という気持ちを持っていることがあります。多頭飼いをしている場合や猫カフェにいる猫は、みんながヒーロー、ヒロインです。
猫が膝の上に乗り寝ているときは、その猫の気持ちを汲み取り「一番かわいいよ」と、そっと微笑んで寝ている姿を見守ってあげてくださいね。
癒されたい気持ち
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猫は、人の気持ちにとても敏感です。疲れているとき、悲しい気持ちの時、猫がそっと側にきて膝の上で寝ることがありませんか?
猫は、人の気持ちに寄り添う優しい、癒しの気持ちを持っています。
猫自身の気持ちがリラックスしたいとき、一番メンタルの状態が良い人の側に行き膝の上で寝ます。側にいるだけで癒される猫ですが猫も癒されたい気持ちを持っています。
一緒にくつろぐと、猫も満たされた気持ちになるでしょう。
心細い気持ち
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猫は体温調整が上手にできません。暑い時は部屋の中で一番涼しいところ、冬は一番温かいところへと動きます。
猫が膝の上で寝る時、少し体調が悪いなという気持ちを伝えているかもしれません。
一番信頼している飼い主の膝に乗り、寝るという無防備な行動をするのは、カラダの回復を安心できる場所に寝ることで、体調を整えたい気持ちが働いていることがあります。
猫は鼻が湿っている状態がベストです。猫の鼻を触ってみて乾いてたり体温がいつもより熱く感じる場合は動物病院へ行くことも考えましょう。
猫は、体調の悪さから心細い気持ちになっていることもあります。
純粋に寒いと思っている
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猫が膝の上で寝る時、純粋に寒さを感じている場合もあります。
体温調整ができないので、寒いと温かい飼い主さんの膝の上で寝て暖をとることが目的という純粋な気持ちでやってくることがあります。
飼い主さんの温もりを感じて、お母さんを懐かしんでいる気持ちになっているかもしれませんね。
猫が膝の上で寝るときは、様々な気持ちが考えられますね。
猫の気持ちと猫の周りに起っている状況を合わせてみると、猫の気持ちが伝わってくるかもしれませんよ。