すごいジャンプ力ゆえの困った「あるある」
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犬のジャンプ力は、体の大きさというより筋肉や骨格、犬種のルーツによって異なるので、小型犬だからといって安心できません。
実際、日本で飼育数ナンバーワンの小型犬「トイプードル」は、運動神経が抜群で、助走のない状態でも50cm〜60cmほどジャンプします。
体高が24cm〜28cmであることを考えると、自分の倍以上の高さをジャンプで乗りこえてしまうということです。
この一例だけでも、犬のジャンプ力を侮ってはいけないことがわかりますね。
では早速、犬のジャンプ力が飼い主さんの想像以上だったことが原因で、頻発している困ったあるあるをご紹介していきます。
柵を越えてやりたい放題
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「専用のゲージに入れて外出したのに、帰ってきたら犬が部屋の中で遊びまわっていた」 「キッチンに入らないように柵をしたのに、気づいたら足元にいた」
あるあるですよね〜
この高さがあれば大丈夫だろうと思って設置した柵を、犬が楽々とジャンプで乗りこえてしまうケースです。 犬のジャンプ力を考えると、体高40cm以下の小型犬でも、フェンスや柵の高さは100cmくらいが安心です。
また、ゲージは屋根つきがおすすめです。 屋根があれば、高さがなくても乗りこえることはできませんし、犬の足腰を守ることにもつながります。
なぜなら、屋根がないと飼い主さんに構ってもらおうと、ゲージの中でジャンプすることが多く、足腰に負担がかかりますが、屋根があれば、アピール目的でジャンプすることはなくなります。
喜びのジャンプで恐怖体験
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「帰宅時に喜んでくれるのは嬉しいのですが、押し倒されそうな勢いで飛びかかられて危ない」 「お客さんが来た時に、歓迎のために犬が飛びついて怖がらせてしまった」
犬は嬉しい時や、遊びたい時に連続ジャンプを繰り出しますが、あまりの勢いと高さにドン引きすることはありませんか?
中型犬だと人の肩の位置に手が掛かることもザラで、飼い主さんでも思わず悲鳴が出たり、よろけたりしますよね。 気合を入れて対処しないと危ないですし、小型犬でも爪が服に引っかかったり、連続パンチと蹴りを受ける状態になったりと、結構な被害を受けます。
これがお客さんに向かうと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。
このような時のジャンプは垂直跳びで、犬にも負担が大きいですので、犬の興奮がおさまるまで無視して、ジャンプしても遊べないこと、嬉しくないことを分からせてあげてください。
想像よりもはるかに高い犬のジャンプ力。 怪我や事故のないように、しっかり対処してあげましょう!