犬にお茶を与えても問題ない?

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犬が水を飲みたがらない時やほとんど飲んでいない時、特に暑い夏の時期は飼い主としては心配になります。そんな時に水ではなく、お茶であれば香りにつられて飲んでくれるのでは?と思うときがあるでしょう。
水を飲んでくれない犬に、水にお茶を少し加えて飲ませるのは良い方法です。お茶の香りがする水なら犬が飲んでくれるかもしれませんし、お茶の種類によってはさまざまな栄養効果も期待できるからです。
お茶といってもたくさんの種類がありますよね。どれでも犬に与えて良いわけではなく、以下のお茶は犬に与えてはいけないものです。
- 紅茶
- ウーロン茶
- 緑茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
- 抹茶
これらのお茶に共通するのは「カフェインが含まれている」ということです。カフェインが含まれているお茶に関しては犬に与えてはいけません。犬はカフェインを体内で代謝する能力が低いので、ちょっとした量であってもカフェイン中毒を引き起こす恐れがあります。
カフェイン中毒になると中枢神経が刺激されて興奮状態を引き起こしたり、心筋に影響して心臓に負担をかけたりしてしまいます。カフェインが含まれていないお茶を上手に活用して、水に少しお茶を入れて香り付けをするなどして、愛犬が水分補給をしてくれるよう助けてあげましょう。
犬にお茶を与えてもいい量

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カフェインが含まれていないからといって、水の代わりにお茶だけを日常的に飲ませてはいけません。後ほど詳しく取り上げますが、お茶にはさまざまな成分が含まれており、特にミネラルを摂りすぎると犬の健康に逆効果となってしまう可能性があるからです。
愛犬にお茶を与える時は適量を守って与えることが大切ですが、「適量」というのは犬の大きさや体重によっても違ってきます。では、犬に与えていいお茶の適量を体重別に取り上げてみましょう。
超小型犬の場合
体重が4kg未満の犬のことを超小型犬といいます。トイプードルやポメラニアン、ヨークシャーテリア、チワワ、マルチーズ、マメシバといった犬が超小型犬に入ります。超小型犬の犬にお茶を与える時は、大さじ1/2程度を人間が飲むよりも2~3倍薄めて与えると良いでしょう。
小型犬の場合
小型犬とは体重が10kg以下の犬種を指します。パグやミニチュアダックスフンド、シーズー、柴犬、ボストンテリア、ペキニーズといった犬が含まれます。小型犬には大さじ1程度のお茶を2~3倍に薄めて与えましょう。
中型犬の場合
中型犬とは体重が25kg以下の犬種のことです。ビーグルやバセンジー、ボーダーコリー、ブルドッグやフレンチブル、日本スピッツ、ジャーマンピンシャーなどを挙げることができます。中型犬には大さじ1~2程度のお茶を薄めて与えてあげましょう。
大型犬の場合
大型犬とは体重が25kg以上の犬種のことです。ラブラドルレトリバーやゴールデンレトリバー、セントバーナード、ダルメシアン、秋田犬、ドーベルマンといった犬がいます。大型犬には大さじ2~3程度のお茶を薄めてあげましょう。
子犬の場合は注意が必要
子犬の場合は、犬種や体重に関わりなく注意が必要です。なぜなら、子犬は大人の犬とは違って消化器官がまだきちんと働いていないので、ちょっとしたことで嘔吐や下痢など消化不良を起こしやすいからです。
子犬にお茶を与える時はさらに薄めたものを「ほんの少し」与えるだけで十分といえるでしょう。
犬にお茶を与えることで期待できる効果

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麦茶
麦茶にはアルキルピラジンと呼ばれる成分が含まれていて、この成分は血行を促進したりストレスを解消したりする働きをしてくれます。リラックス効果を期待できるでしょう。
はと麦茶
はと麦茶には肌の調子や、胃腸の働きを良くする効果があるといわれています。
たんぽぽ茶
たんぽぽ茶にはビタミンAやビタミンCが含まれていて、皮膚や粘膜を整えたり抗酸化作用をもたらしたりする効果を期待できます。消化も助けてくれます。
黒豆茶
黒豆茶に含まれるアントシアニンには抗酸化作用があるため、若々しい健康を維持して老化防止に役立ちます。
ルイボスティー
ルイボスティーにはフラボノイドが豊富に含まれています。この成分には抗酸化作用があるため、エイジング効果を期待できます。
犬にお茶を与えるときの注意点
カフェインが含まれていないお茶であっても、ミネラルの摂りすぎは犬の健康にとって良くないので注意が必要です。特に、麦茶の中にはミネラルが多く含まれているものもあります。
犬がミネラルを摂りすぎてしまうと尿路結石になってしまう危険があります。特に、すでに腎臓に疾患を持っている犬や尿路結石になったことがある犬にお茶を与える時は成分に注意しながら与えるようにしてください。
また、特定の成分にアレルギー反応を持つ犬もいます。特に初めて与える時はごく少量で様子を見るようにしてください。万が一、お茶を口にした後で何らかの体調の変化が愛犬に見られるなら、獣医師に相談するようにしましょう。
コーヒーやココアは与えても問題ない?
コーヒーやココアにはカフェインが多く含まれています。ココアの原材料であるカカオには「テオブロミン」と呼ばれるアルカノイドの一種が含まれていて、このテオブロミンも犬が中毒症状を引き起こす原因となります。絶対に犬には与えないようにしましょう。
