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猫の節目の年齢っていつ?シニア猫のお世話の仕方やケアの仕方を紹介!


はじめに

人間には体に変化が訪れる節目の年齢がありますが、同じ様にシニア猫にも節目の年齢はあります。それぞれの節目の年齢を迎えた時には考えるべきことがあります。愛猫にいつまでも健康で長生きしてもらいたいなら、シニア猫にとっての節目の年齢を知っておくといいですよ。

猫の節目の年齢っていつ?

カメラをじっと見つめる猫

gillmar/shutterstock.com

皆さんの愛猫は、幼い時から可愛らしい姿だったに違いありません。小さい子猫は時間が経つごとに大きくなっていき、今では立派な成猫になっていることでしょう。時間経過とともに、成猫もシニア期を迎えるようになります。

猫も老化しますから、これまでと同じように接していてはいけません。どこかのタイミングで生活スタイルを見直さなければいけないのです。そんなシニア猫にとっての節目の年齢っていつなのでしょうか?

節目の年齢とは?

節目の年齢とは、どういった意味でしょうか?節目とは、区切りがある物事に使われる言葉で、人生や季節、年齢などを区切る時に使います。

例えば、人間にとっての節目の年齢とはいつでしょうか?多くの人は高校を卒業する年齢や、大学を卒業する年齢を節目の年齢と考えます。これまでは学生として生活していましたが、その年以降は就職して働き始めます。これまでの人生とは大きく異なった生活スタイルになる人がほとんどでしょう。

また、活動パターンや住む場所なども変わります。人間の考え方もガラッと変わる時期でもありますから、まさしく節目の年齢と言えます。

さらに、一般的に60歳~65歳の定年退職するような時も節目の時と言われています。職場を離れ生活スタイルが変わります。同時にシニア期へと突入する節目でもあります。身体や心に大きな変化があるはずです。

節目の年齢にはすべて同じ定義があるわけではありませんが、一般的に変化の大きい時を指すことが多いようです。

猫にも節目の年齢がある

もちろん、猫にも節目の年齢はあります。猫にも一生を通して節目の年齢と呼ばれる時期がいくつかあります。今回は特にシニア猫にとっての節目の年齢を考えてみたいと思います。

どんなに元気な猫でも、年齢と共に老化していくものです。毎日同じように過ごしていると、その変化には気付きづらいものですが、着実に老化は進んでいます。ですから、どこかで猫の生活に変化を加えるべきなのです。

節目の年齢は生活スタイルを考え直すタイミング

節目の年齢は生活スタイルを考え直す良いタイミングだと言われています。統計的にも、飼い主さんの認識的にも、節目の年齢以降は、猫の様子が大きく変化することが多いようです。

猫は自分で生活スタイルを変更することが出来ません。ですから、飼い主さんが務めて猫の生活スタイルを変更させてあげてください。

これから、シニア猫にとって節目の年齢となる時期をお伝えします。全部で3つほどの節目がありますから、それぞれにどのような対応を取るべきか考えてみてくださいね。

シニア猫の節目の年齢①:7歳

飼い主に撫でてもらって気持ちよさそうにしている猫

Syda Productions/shutterstock.com

シニア猫にとって最初に節目の年齢を迎えるのは7歳の時です。7歳は人間換算すると44歳です。

まだまだ元気で外見的には分かりづらいかもしれませんが、着実に老化が進行していきます。少し早いと思われるかもしれませんが、この時期から生活スタイルを見直してあげることで、老化に伴うトラブルを未然に防ぐことが出来るでしょう。

ケアを始める年齢

猫にとっての7歳は「ケアを始める年齢」とも呼ぶそうです。

これまでは、成猫として身体的にも精神的にも安定していたはずです。成猫である期間は長いので、飼い主さんも猫の飼育に慣れてきたはずです。愛猫の好みや行動パターンが染みついて、猫との生活が習慣化してきたに違いありません。

7歳になったからといって、これまでの習慣を崩す必要はありませんが、その習慣に「ケア」を加えるようにしてはいかがでしょうか?主に「猫の体調をチェックする」というケアが必要になってきます。

猫の食事の量や食べ方、睡眠のとり方、運動量、排泄物の様子などをよく観察するようにしましょう。健康的な状態を把握できていれば、ちょっとした変化があったときに気付いてあげることが出来ます。

これまでは病気にかかることも無かったかもしれませんが、7歳以降はこれまでと同じようにはいきません。病気を発症する可能性は高くなっているのです。

ちょっとした違和感が知ることができるなら、病気の早期発見に繋がります。是非、毎日のチェックを怠らないようにしましょう。

また猫の身体をマッサージする習慣もプラスするといいでしょう。マッサージは猫との関係を深めるコミュニケーションにもなりますし、身体の異常を発見する役目を果たします。シニア猫にとっての最初の節目で行ない始めることをおすすめします。

免疫力の低下し始める

7歳以降は免疫力が低下し始める時期です。外見的には分からないかもしれませんが、免疫力は確実に低下します。

免疫力が低下していると、以前よりも外からのウイルスに弱くなってしまいます。簡単に感染症にかかるようになるのです。また、免疫力の低下は体内にも影響を及ぼします。体内に害を及ぼす細胞が出来てしまいやすくなるのです。

表面では分からなくても病気にかかりやすくなっていますから、健康診断は大切でしょう。これを機会に予防接種や健康診断をしっかりと行なうよう見直してみるのはいかがでしょうか?

まだまだ活発

シニア猫として節目の年齢を迎えたからと言って、いきなりおじいちゃん扱いをする必要はありません。筋肉もまだしっかりとしていますし、活力や積極性があります。まだまだ活発ですから、不必要に運動を留めることが無いようにしましょう。

シニアになっても健康的でいるためには、できるだけ運動量を少なくしないことがポイントとなってきます。これまでどおり猫と遊んであげたり、広場に連れて行ってあげたりして、しっかりと運動させてあげましょう。

シニアフードを検討しよう

この時期からシニアフードの導入を検討するといいかもしれません。

キャットフードは基本的に、猫の成長過程に合わせて3タイプに分けられています。子猫用キャットフードと成猫用キャットフード、加えてシニア用キャットフードです。

子猫用キャットフードは身体の成長に合わせてたくさんのエネルギーと脂質が含まれています。成猫用のキャットフードは、高タンパクを重視した成分となっており、猫が被毛や筋肉を維持するのに必要な栄養素が含まれています。

成猫用のキャットフードとシニア用キャットフードにはどんな違いがあるのでしょうか?

主な違いは全体のエネルギー総量と脂質量です。シニア期に入ると運動量が少なくなり筋肉も衰えます。当然必要とするエネルギーが少なくなりますから、今まで通りの食事だとどうしても太ってしまうのです。シニア期の猫が太ってしまうと、血管系の病気にかかりやすくなるので要注意です。

シニア猫にとっての最初の節目を迎えたなら、猫が太ってしまう前にシニア用フードに切り替えましょう。

シニア猫の節目の年齢②:11歳

飼い主の側に座っているシニア猫

evrymmnt/shutterstock.com

シニア猫にとって2回目の節目の年齢となるのは、11歳ごろです。人間換算すると60歳ほどになります。人間たちは丁度シニア期に入ったと言える年齢ですね。

猫たちはこの年齢になると、今までよりも大きな変化を経験することが多いでしょう。病気になるリスクも大きくなりますし、身体の衰えがはっきりと表れます。

本格的なケアが必要

11歳以降は本格的なケアが必要になってきます。体内だけでなく、見た目にも老化現象がはっきりと表れていきます。

飼い主さんも本格的なケアが必要になってくるでしょう。単に食事を変えるだけでなく、猫の生活環境を変更しないといけないかもしれません。

食事や排泄などのチェックもより大切になってきます。体調を崩すことも増えるので、単なるチェックだけでなく、体調に合わせて食事の内容を調整したり薬を与えたりする必要があるでしょう。

病気のリスクが高い

病気のリスクが格段に上がります。「愛猫も病気を抱えているかもしれない」という危機感を絶えず持っておくことが大切でしょう。

たくさんの病気がありますが、肝臓病や心臓病など、猫の命に大きく影響を与える病気を抱えやすくなります。定期検査はとても大切ですし、かかりつけの動物病院があると良いでしょう。こまめに診察を受けることで、病気の早期発見に努めましょう。

睡眠時間が長くなる

11歳以降は猫の睡眠時間がどんどん長くなります。猫はもともと人間よりも睡眠時間が長いことで有名ですよね。夕方以降や早朝に猫は活発になるので、昼間はほとんど寝ていることが多いです。

そんな猫たちの睡眠時間が更に長くなります。起きている時間が少ないので、コミュニケーションの時間が限られてくるでしょう。また、ゆっくりと寝ている猫を起こさないようにしてあげる工夫も必要になってきます。

猫の寝床を落ち着く場所にしましょう。猫が寝ている間は出来るだけ静かにして、穏やかな老後の生活を送れるようにしてあげてくださいね。

運動能力の衰え

運動能力も極端に低下していくでしょう。動作がゆっくりになりますし、身体をあまり動かさなくなります。多くの猫は足の関節に問題を抱えており、痛みによって歩きたくなくなるようです。

運動量が少なくなるので、筋肉量も低下します。筋肉量が低下すると簡単に動くことが出来なくなるので、運動能力の低下が負のスパイラル状態に陥ります。

運動能力が衰えることはしょうがないことですが、運動を適度に続けさせることで、筋量を維持させてあげることが出来ます。無理せず運動させることで、健康的な状態を長く保たせることが出来るのです。


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