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猫がツンデレなのは研究によっても確証されている?!研究結果を徹底分析!


ツンデレとは?

飼い主にすり寄って甘える猫

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

ツンデレとは、普段はツンツンしてぶっきらぼうな態度を見せていても、何かをきっかけにデレデレした好意的な態度をしてくることを指して使われます。

人間に対しても使われる言葉ですが、猫に対しても使われています。なぜなら、猫はツンデレ気質をしているからです。

猫は犬のように”おいで~”と手を出して呼んでも、”今は気分じゃない”と当たり前のように無視します。

それでもしつこく呼び続けるなら”うるさいなあ~”と尻尾を振って返事をすることもあります。そんなツンデレが飼い主さんにはたまらないようです。

では、猫がツンデレと言われている理由をさらに詳しくみていきましょう。

猫がツンデレと言われている理由とは?

みなさんもご存知の通り、猫は気分屋です。自分の気持ちを1番大事にしているとも言えるでしょう。

ですから、自分が飼い主さんに甘えたい時は甘えてきますし、構って欲しくない時に触ろうとすると思いっきり嫌がります。

つまり、自分の気持ちにとても正直に生きている動物と言えるかもしれません。さっきまでゴロゴロと甘えていたと思ったら、満足した途端にプイッとどこかへ行ってしまうことはよくあります。

飼い主さんはもっと触っていたくても、猫は自分が満足してしまうと、飼い主さんに噛みつくなどさっきまでの態度とは全く異なる反応をしてきます。

このように気分によって対応が変わるところが「ツンデレ」と言われています。

意識的にやっているのかどうかは分かりませんが、そんなつれなさや、たまに見せてくれる可愛らしい表情に、やられてしまう人は多いのです。猫はツンデレで天然の小悪魔とも言えるのではないでしょうか。

ツンデレな生き方は、周りからは自分勝手と思われることもあれば、魅力的に映ることもあります。またこのツンデレがたまらない!という飼い主さんもいます。

どんな態度でも許されてしまうのが、猫の魅力と言えるのかもしれません。

猫がツンデレという研究とその結果について

白衣を着た研究チーム

Nestor Rizhniak/shutterstock.com

猫のツンデレを確証させるために、研究が行われました。どんな結果がでたのでしょうか?

東大で行われた猫のツンデレの研究

東京大学の研究チームで、一般家庭の飼い猫20匹を対象に、8ヶ月間にわたって猫のツンデレに関する研究が行われました。

赤ちゃんや動物など言葉を話さない対象に対して行われる科学的な方法で、猫の認知力が研究されました。

猫のツンデレの研究結果

猫は名前を呼ぶ人間の声をどのように認識し、どのように反応するかを研究したところ、次のような結果がでました。

それは、5~7割の猫が頭を動かす反応、3割が耳を動かす反応、そして、1割が鳴き声や尻尾を動かす反応を示しました。このことから、猫は飼い主さんの声と知らない人の声をはっきりと聞き分けていることが分かりました。

猫は飼い主を特別な人と認識している

研究により、猫は飼い主さんでも見知らぬ人でも反応はほとんど変わらないことが分かりました。

ただ、飼い主さんの呼びかけには強く反応を示すことが実験により確証されました。このことから、ツンデレのように見える猫ですが、飼い主さんのことは特別な存在と認識していることが結果で出ました。

たとえ愛猫に無視されたとしても、是非名前を呼び続けてくださいね。

猫の色柄によって異なる猫のツンデレ度!

上を見上げる三毛猫

Real Moment/shutterstock.com

ツンツン気のないそぶりを見せておきながら、一変してデレデレと人懐っこく甘えてくるツンデレは、猫の色柄によってツンデレ度が異なってくるようです。

色柄によって異なる猫のツンデレ度ベスト5をご紹介しましょう。

第1位:三毛猫

三毛柄と言っても、白地が多くて茶色と黒が少ししか入っていない元祖和風三毛柄をしている猫もいれば、ほとんど全身が茶色と黒の縞柄をしており、手と足と顔だけに少し白が入っている縞三毛と呼ばれる柄をしている子もいます。

このように三毛猫と言っても、色のバランスでさまざまな三毛猫が存在していますが、その中でも最もツンデレ度が高いのは黒三毛です。

黒三毛と言われる通り、黒が一番多く、茶と白が差し色のように入っています。自分が気に入らないと、どんなに権力にある猫にでも堂々と向き合っていきます。もちろん、飼い主さんに対しても堂々とした対応をしてきます。

飼い主さんを見つけると立ち上がりますが、側に寄ることなく、途中の柱やテーブルの角に頭などを擦り付けながら、上目図解で飼い主さんを上目遣いで見つめてきます。

でも、飼い主さんは愛猫に手を出してはいけません。愛猫が”触ってもいいよ~”と許可してくれるまで待つことが暗黙のルールです。

また別の理由としては、三毛猫のツンデレ度が高いのは、三毛猫のほとんどがメス猫だからです。メス猫はお嬢様気質の子が多く、嫉妬深くて、気分屋な性格をしています。

そのため、突然怒り出すこともあれば、母性本能が強くて自分の子どもたちは命を張ってまで守る一面も備えています。このように謎に包まれたミステリーな三毛猫の魅力に惹かれている方も少なくありません。

第2位:シルバー系の猫

シルバー系の猫は、サバトラとも呼ばれている黒と白の縞柄の猫です。基本的には甘えん坊の性格をしており、自分を全面的にアピールしてデレデレと甘えてきます。

おだてられると上機嫌になり、女王様のような態度をとることも。だれでも手が届かない高い所に上り、上から尻尾をゆっくり振って見下ろしている姿が似合っています。

第3位:グレー系の猫

グレー系の猫は、素っ気ない態度を示すのに、無視されるのがイヤなタイプの子です。そして、頑固な性格をしており、ストレートに愛情表現をすることが難しいようです。

そのため、柱の影などに隠れながら飼い主さんをじっとも見つめ、”構ってくれないかな~”と思っています。

でも、飼い主さんが気づいて呼びかけると、興味のないふりをして無視するなどの素振りを見せますが、飼い主さんが近づくと満足げに喉をゴロゴロと鳴らしてくれます。

第4位:白黒の猫

白黒の猫にはさまざま種類のパターンが存在していますが、黒が多くて白が少ない柄の子は穏やかな性格をしている傾向にあります。

一方、ほとんど白字で黒が少し入っている子や、鼻が黒い子は気が強い気質の子が多いようです。気分が乗っていればベタベタしてきて、飼い主さんの膝の上に乗ってきます。

でも、気分があまり良くないと、飼い主さんが抱っこしようとするとそのまま逃げてしまいます。

少し離れたところから飼い主さんの行動を観察し、触られそうになると身を隠すツンデレです。

第5:サビ猫

サビ猫とは、赤毛と黒毛が細かく混じり合った柄の猫です。色の混じり方はさまざまなパターンが存在しています。

温和な性格の子が多く、普段の愛情表現は控えめな傾向にあるようです。しかし、ジェラシーが高まってくると、飼い主さんのにおいを小姑のようにチェックしてきます。

ツンデレ猫が甘えてくるときの仕草とは?

飼い主に撫でられて気持ちよさそうにする猫

Syda Productions/shutterstock.com

ツンデレな猫ですが、飼い主さんに甘えたい時は次のようなしぐさをしてきます。



  • 飼い主さんの側に来る
  • 飼い主をじっと見つめてくる
  • 邪魔をしてくる
  • フミフミをしてくる
  • お腹をゴロンと見せてくる
  • スリスリしてくる


これらの仕草は代表的なしぐさで、そのほかにも個体によって甘えてくるしぐさがあります。

たとえば、飼い主さんが読んでいる新聞紙やパソコンの上に乗っかってきて陣取ったり、無言で側に寄ってきて膝の上を占領するなどのあからさまなしぐさをしてくる子もいます。

甘え方は猫によって異なりますが、飼い主さんであれば愛猫の甘えのサインを是非把握してあげてくださいね。


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