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犬用の生理パンツのメリット・デメリットを解説!手作り方法も紹介


犬にも生理がある

元気のない犬

Prystai/shutterstock.com

人間の女性と同様ワンちゃんにも生理はあります。詳しくは後述しますが、生理中は出血があるので家を汚してしまわないように気を付けなければいけません。しかしずっとワンちゃんについて回るわけにもいかないので、場合によっては生理パンツを着用するのが良いこともあります。

基本的に犬は生理中に自分で陰部をなめてきれいにするので特別なケアは必要ありません。しかし出血量が多い時はオムツやパンツを使うのが便利です。

生理パンツは生理に気が付いたらすぐに着用してあげると良いでしょう。そうすることで血がしたたり落ちてしまうのを防げます。ちなみにワンちゃんのための生理用品にはおむつの上に履くタイプや、おむつを使わないパンツ、さらには洋服のように見えるタイプなど様々なものがあります。

まだ愛犬が生理を迎えていないという飼い主さんのために、この記事では犬の生理に関する基本情報や生理用品を使うメリット・デメリット、そしておすすめ犬用パンツなどを紹介していきたいと思います。

犬の生理の基本情報

犬の整理は「ヒート」と呼ばれることがあります。犬は人間よりも圧倒的に早く生理を体験します。だいたい生後半年から10か月もすれば生理がやってきますが、この時期を迎える前に避妊をするかどうかを決める方が良いでしょう。もし避妊をしない場合は生理前にしっかりとヒートについて学習して対策を講じる必要があります。

犬の生理について簡単な情報だけ復習しておきたいと思います。ヒートはだいたい1週間から3週間ほど続きますが、個体差もあるので実際にきてみないと分かりません。この時期には陰部が膨らみ始めたり出血が起こります。以前は年に2回くると思われていましたが、現在では通年を通して発情するとされています。避妊をしない限り、生理は一生続くのも犬の生態の特徴です。

生理中には落ち着きがなくなってそわそわしたり、他のものや犬に対してマウンティングをしたり食欲低下が起きたりします。食欲の減退については病気と勘違いする可能性もありますので、判断しかねる時は獣医師に相談すると良いでしょう。

生理中はとにかくオス犬に注意が必要です。散歩中に遭遇すれば相手の興奮を誘って行為が始まってしまうかもしれません。他の飼い主さんと話に夢中になっていつの間にかマウンティングしてしまっているということになれば後々トラブルになりかねません。オス犬であれば相手の犬を妊娠させたり、メス犬であれば相手の犬の子を身ごもってしまう事にもなりかねません。ですから散歩時には十分注意しましょう。

ドッグランやペット宿泊可のホテルに行く場合にも他の犬との接触に注意です。施設によってはそもそもヒート中の犬を断るところもありますので、ヒート中はワンちゃんの外出になにかと不都合が出る可能性もあります。

犬用生理パンツのメリット

パンツをはいている犬

kuban_girl/shutterstock.com

犬用生理パンツを使うメリットとしては以下のような点があげられます。

出血による汚れ防止

まずは出血汚れを防げるという点です。この点についてはすでにコメントしましたが、出血でソファやフロアマットなどが汚れてしまうと掃除が大変になります。フローリングの床であればまだしも布製の家具などは洗いにくいので生理用品があると便利です。ワンちゃんが自分でなめてきれいにするといっても、出血量が多ければ大変です。この点に関して飼い主さんの以下のようなコメントがありました。

犬は歩きまわるので、部屋中、血がぽつぽつと落ちても、気づかないと後が大変なので・・・量は少なくてもこびりつくと取るのは大変ですからね。

ただ、ウンチの時には、間に合わず、何度かおむつの中にウンチをされてしまって、がっくりすることもありました。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1082624580

他の飼い主への認知

パンツをはいていれば生理中だと認識してもらえやすいでしょう。「あ、あの子は生理中なんだ。近づかないであげよう」と思ってくれるかもしれません。もし相手がオス犬を飼っている場合は自然に離れてくれるでしょう。この点については以下のようなコメントがありました。

お散歩中は血液が垂れて後から通ったほかの犬に匂いが残ると悪いと感じるので100%パンツをはかせています。他の犬にもヒート中と分かってもらえる場合も多いですし。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1082624580

将来老犬になったときにオムツに慣れてくれる可能性がある

生理の時にオムツに慣れておくと、いずれ高齢犬になってオムツが必要になったときにはかせやすいと言えます。すべてのワンちゃんが好んでおむつやパンツをつけてくれるとは限らないので、早いうちにものを履かせることに慣れさせると良いと感じる人も少なくないでしょう。

犬用生理パンツのデメリット

パンツをはきながらおもちゃで遊んでいる犬

Anna Cinaroglu/shutterstock.com

犬用生理パンツのデメリットについても見ていきましょう。

コストがかかる

人間用のを流用すればコスト削減できますが、いずれにしてもお金がかかることには変わりありません。穴を開けることによって中身が出るのが気になる人は、犬用のパンツを使うかもしれませんが、それだとさらにコストがかかります。この点については以下のようなコメントがありました。

オムツは結構よい値段がしますし、体に合わないとすぐに脱げてしまったりと、また気がつかないと脱げたオムツをバラバラに噛み千切ったりと、あまりよくありませんでした。
体にものをつけることを基本的には嫌がりますので、普段から服を着せたり、パンツをはかせたりして、着ることに慣れさせる必要があります。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111128811

蒸れる

1回おむつをすればずっと使えるわけではありません。こまめに取り換えないと蒸れてしまう恐れがあります。人間の赤ちゃんと同じで、そのまま放置すると炎症などの問題が起きる可能性もあります。衛生面について考えるとオムツをさせる時は注意が必要です。この点については以下のようなコメントがありました。

おむつをはいたままでもトイレは出来ますがおむつの中でしてしまうので暖かいタオルでお尻をマメに拭いてあげるなど衛生面での管理が必要だと思います。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111128811

すぐに脱げたり嫌がられることがある

犬用パンツをつけると行動が少し制限されるので嫌がるワンちゃんも少なくありません。気になってオムツやパンツをがりがりする子もいるでしょう。もし嫌がってストレスがたまるようなら使わない方が良いかもしれません。

また意外とすぐに脱げてしまう事もあります。ドアの隙間など狭い所を通るとその際に取れてしまうこともあるようです。サイズが合わなければ余計取れやすくなります。この点については以下のようなコメントがありました。

体にものをつけることを基本的には嫌がりますので、普段から服を着せたり、パンツをはかせたりして、着ることに慣れさせる必要があります。また、長時間留守される場合は、誤飲することのないように、オムツはさせないほうがよいでしょう。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111128811

このように犬の生理パンツの使用にはメリットもデメリットも両方あります。ですから飼い主はまず一度パンツをはかせてみて、もし特にストレスを感じている様子もなくコスパもそこまで悪くなければ連続使用してみても良いでしょう。もしデメリットの方が多く感じられるようなら使用はやめた方が良いかもしれません。その場合でも家を汚さない工夫ができます。例えば以下のような対策をしている飼い主さんがいます。

我が家でも昔、未避妊の雌犬と生活していましたが、その時期はパンツではなく、室内のソファやマットにカバーを掛けて過ごしていました。室内で排泄する習慣があるのでしたら、やはり家の中では工夫をして履かせない状態のほうが管理しやすいように思います。我が家の犬も出血は多かったですが、汚れを見つけたら拭き取るなりという程度の管理でしたので、特別大変だとは感じませんでした。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111380381

工夫次第で出血汚れの被害を最小限に抑えることができるので試してみてください。


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