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フェリーで犬と船旅を楽しもう!おすすめフェリーと注意点を紹介


愛犬とのお出かけにはフェリーもおすすめ

海の上を走るフェリー

ID-VIDEO/shutterstock.com

ドライブに出かけるだけでなく、愛犬と一緒に九州や北海道、沖縄へ行く際に、フェリーを活用してみたことはありませんか?フェリーでは飛行機のように愛犬を預ける必要がないだけでなく、ペット同室で宿泊ができる航路もあるので便利で楽しく旅の時間を共有できます。

愛犬家の皆さんに嬉しいサービスもあるので、知っておくなら旅の良い思い出作りになるでしょう。今回は犬と一緒に楽しむことができるフェリーや乗船に際して注意することについてご紹介していきたいと思います。

愛犬と一緒にフェリーに乗る

フェリーに乗って海を眺める犬

Zivica Kerkez/shutterstock.com

犬が乗船できるフェリーは増えていますが、会社によって扱われ方が異なるので情報を確認しておきましょう。移動中も愛犬と一緒に旅行を楽しみたい方は、予約前にその会社がどのような規定を設けているか見ておく必要があります。

犬が乗船可能なフェリーの場合、おもに4種類の乗船方法があります。ただ乗船可能なフェリーでも、条件の中にも大きな違いがあるので知っておきましょう。

1.設置されたケージに預ける

犬用の部屋に並べられた犬用ケージに預ける方法です。預けたら港に着くまで犬を見に行くことができない場合も多いので、これは飛行機のシステムと似ているでしょう。

鳴き声などのほかのお客さまへのご迷惑を心配しなくて良いというメリットはあるでしょう。その一方で、愛犬にとっては知らない場所に置いていかれることやほかのケージにも別の犬がいることなどから大きなストレスがかかると考えられます。

2.車両に乗せておく

自家用車ごと乗船し、その車の中に犬を置いておくという方法です。普段乗り慣れている車にいることができ、ほかの犬が近くにいないという点で愛犬への負担は少なくなります。

しかし、船内に入ることができませんので、飼い主さんが一緒に乗っていなければ気温の変化などに対応することができないでしょう。基本的には物と同じ扱いになります。

普段あまり車に置いていくことがない、置いて少し離れると飼い主さんが戻るまで鳴き続けるなどの場合には、長旅に耐えられないこともありますので、できれば避けたい方法でしょう。駐車場の環境も犬のために調節されることはありません。

3.個人のケージごと乗船する

個人のケージに入れたまま乗船し、港に着くまでケージの中にいてもらうという方法です。新幹線に乗るときのシステムに似ています。ずっと目の届くところに置いておけるため愛犬も飼い主さんもお互いに安心でしょう。

大型犬などケージに入れて移動させることが難しい場合には、乗船できないというデメリットがあります。設置されたケージに預ける場合にも、ケージの大きさは決まっていることが多く、大型犬と一緒にフェリーに乗るにはよく調べてからにする必要があります。

4.人間用客室に入れる

犬が一緒に入ることができる個室の客席で、ケージなどの制限なく自由に過ごすことできる方法もあります。もっともストレスが少なく、みんなで一緒に旅路を楽しむことができます。個室料金がかかりますが、愛犬のためにフェリーを選ぶ方々にとっては価値ある出費と言えるでしょう。

船によってペット同伴可能の船はほかの部屋から離れた場所にあって、ほかのお客さまに気兼ねせずに過ごすことができるようになっています。愛犬にとっても家族と一緒にいられるのは安心ですね。

フェリーの特徴

フェリーの上で飼い主の荷物のそばから離れないでいる犬

Dvorakova Veronika/shutterstock.com

いずれかの方法で犬が乗船できる場合でも、フェリー乗船におけるメリットとデメリットを知るのは良いことです。以下にメリット・デメリットそれぞれを挙げたいと思います。

メリット

飛行機に比べると乗船までに必要な手続きが少ないので乗船までスムーズに行なえます。また、新幹線や飛行機は車で途中まで行くと荷物の積み下ろしの手間がかかります。

愛犬のいる場所を把握できるというメリットもあります。飛行機の場合には、犬がどのような環境の場所に預けられるのか見ることができないため、不安を抱えたまま搭乗することになります。

デメリット

デメリットとしては乗船まではスムーズですが、進むスピードはやはり飛行機が一番速いでしょう。また慣れない揺れがあり、犬だけでなく飼い主さんが船酔いにより体調を崩してしまうことがあります。

愛犬とお部屋で過ごせるフェリー

ケージの中に入っているヨークシャテリア

Todorean-Gabriel/shutterstock.com

犬も入ることができる客室が用意されているフェリーをご紹介しますね。愛犬が喜ぶスペースが設けられている船舶もありますよ。

1.津軽海峡フェリー

津軽華僑フェリーは函館と青森、函館と大間を結ぶ航路を運航しています。大間と函館は特に距離が短く、片道90分となっています。プライベートドッグルームという部屋を設置している船があります。

プライベートドッグルームはその名の通りプライベートなペット同室OKの個室で、別料金が必要ですが、これならずっと愛犬と一緒に過ごすことができるので安心して船旅ができますね。

プライベートではないタイプの「ドッグルーム」を設置している船もあります。こちらは室内に設置されたケージでワンちゃんを預かってもらう方法です。ただしケージに入る大きさの犬に限られます。

船によってはドックバルコニーがあり、無料で自由にワンちゃんを遊ばせることができます。天候が良ければ、海の見えるバルコニーで遊ばせて楽しい思い出を作ることができますね。

犬以外のペットや30kg以上の大型犬は、自分の車を積んでいるのであれば車内残留での対応になります。乗船船舶やペットの種類・大きさになどにより乗船方法が異なるので、注意しましょう。

2.新日本海フェリー

新日本海フェリーは日本海側の都市と北海道を結ぶ航路を運航しているフェリーです。舞鶴や新潟から小樽まで一気にいける航路があります。小樽は札幌に近いし直接行けるので便利です。

「らべんだあ」、「あざれあ」という船にはステートルームAウィズペットルームというペット同伴可能な船室があります。利用条件はご確認くださいね。この部屋はほかの客室から離れた場所にあるためほかの乗客に気兼ねせずに過ごすことができ、ドッグフィールドにも近いです。

また、ケージでペットを預かってくれるサービスもあります。ただし、ケージに入る大きさのペットに限られています。なお、自分の車を積んであっても、ペットを車の中に残しておくことは禁止されています。

らべんだあ、あざれあ、すずらん、すいせんにはドッグフィールドというドッグランのようなスペースがあり、愛犬を遊ばせることができます。ドッグフィールドの利用期間は4月から10月までとなり冬季は閉鎖されます。

3.シルバーフェリー

八戸から苫小牧、宮古から室蘭を運航しているフェリーですが、ペットと同伴できる部屋があるのは八戸と苫小牧を結ぶ航路です。青森から北海道なので近そうに思えますが、所要時間はだいたい7~8時間くらいです。

シルバープリンセス・シルバーティアラ・シルバーエイトという船であれば、小型犬と猫に限り客室に持ち込むことができます。また、シルバープリンセス・シルバーエイトは、ペットルームのケージで預かってもらうことも可能です。

ペットルームは航海中に愛犬の様子を見にいくことができるようです。自分の車も積んでいる場合には車内残留も可能とのことですが、航海中は見にいくことができないのでやめておいたほうが安心と言えるでしょう。

4.太平洋フェリー

太平洋フェリーは、苫小牧~仙台~名古屋を結ぶ航路を運航しているフェリーです。いしかり、きそ、新きたかみという3船で運航しており、ペットハウスというペットをケージで預かってもらえる施設は3隻全部にあります。ペットハウスでは以外にも、猫や小動物の預かりが可能とのことです。

そして、新きたかみは2019年1月に就航された新しい船で、1等ウィズペットルームが客室として新しく加わり、ペットと同室で滞在することができます。こちらでも犬や猫、小動物でも同室滞在可能になります。

5.さんふらわあ

さんふらわあは、神戸から大分、大阪から別府、大阪から志布志(鹿児島)を運航しているフェリーです。神戸から大阪と大阪から別府は瀬戸内海を通り、大阪から志布志(鹿児島)は四国の南側の海を通ります。

神戸から大分と大阪から志布志(鹿児島)を運航している船にはウィズペットルームというペットと同室できる部屋が用意されています。ウィズペットルームは2名定員または4名定員の部屋タイプがあり、完全個室のプライベートな空間なので安心してペットと楽しい旅の時間を過ごせるしょう。

ドッグランが用意されていて、共有スペースを通る際に使うペットカーペットも用意されているので良心的です。客室がいっぱいの場合にはペットルームの予約が必要になり、ケージでペットを預かってもらうことになりますが、ドッグランを利用することができるので精神的な負担は少ないでしょう。

6.オーシャン東九フェリー

東京から北九州へと運航しているフェリーで、ペットケージも設備に含まれるwithペットルームが2部屋用意されていていて、こちらのお部屋の定員は2名になります。満室の場合にはペットルームを予約することも可能です。

withペットルームのご利用のお客さまでも、ペットをパブリックスペースに連れていくことはできませんので注意しましょう。長時間の乗船になるので、愛犬の体調も気にかけてあげるようにしましょう。


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