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猫のしゃっくりを止めるにはどうしたらいい?猫がしゃっくりをする原因を突き止めよう


猫のしゃっくりについて

口を開ける猫

Eric Isselee/shutterstock.com

猫も人間と同じようにしゃっくりをするのをご存知でしたか?

初めて猫のしゃっくりを体験したときに、どうしたら良いか分からずに焦ってしまったという飼い主さんもいるかもしれません。いつもと違う愛猫の様子を見ると心配になりますよね。

急な猫の様子に焦るかもしれませんが、対処方法を知っておくなら、飼い主さんも安心して落ち着いて対応することができるでしょう。

ここでは、猫のしゃっくりの特徴や原因、対処方法や対策について取り上げます。

猫のしゃっくりの特徴と原因

エサを食べる猫

Aaron Amat/shutterstock.com

猫のしゃっくりは、ヒックヒックと声を出したり、お腹の辺りがビクッビクッと波打つような動きを見せたりするのが特徴です。

大人の猫よりも子猫に多く見られ、長くても1日以内には止まります。猫しゃっくりは咳や毛玉を吐き出そうとする仕草に似ているとも言われています。

猫のしゃっくりの原因は人間と同じで、横隔膜が直接刺激を受けて痙攣することで起こるものと、人間と異なり脳の疾患や呼吸器疾患、腹部疾患などが原因となって起こる場合があります。では猫がしゃっくりをする原因となる要素をいくつか見ていきましょう。

1.食事を丸飲みするから

しゃっくりは、肺呼吸する哺乳でも特に肉食性や雑食性の動物に頻繁に見られます。猫のしゃっくりは若い猫や子猫に多いのは、餌がまだ柔らかいことや食べやすい小粒のものが多いことで起こりやすいからです。

猫は臼歯が発達していないため、少し噛むだけで飲み込んでしまいます。猫は横隔膜の付近に食道が通り、肺の下に胃があるため、丸飲みをすると一度に多量の食べ物が食道を通っていきます。そうすると、いきなり胃が活発に動いたり呼吸が一時的に不規則になったりするため、しゃっくりが出るというわけです。

人でも早食いの人はしゃっくりがよく出ますよね。炭酸飲料で急激に胃にガスが溜まっても出ますし、アルコールでもその刺激で胃の動きが急激になり横隔膜が刺激されてしゃっくりが出ます。

2.病気からくるもの

猫がしゃっくりをしている場合で気をつけて欲しいのが、脳の疾患や呼吸器疾患、腹部疾患によってしゃっくりが出てくる場合です。人間の場合は、横隔膜が刺激されることで痙攣をしているためしゃっくりが出ますが、猫の場合にはさまざまな器官の異常によってしゃっくりが出ることもあるのです。

猫のしゃっくりがすぐに治まるのであれば、特に注意する必要をすることもないですが、2~3日続くようであれば要注意です。すぐに動物病院で診てもらうようにしましょう。

3.水を飲むときに空気も飲み込んだ

猫のしゃっくりの原因に、必要以上に空気を飲み込んでしまったというものもあります。特に水を飲むときやご飯を食べるときにたくさんの空気を一緒に飲み込んでしまい、しゃっくりが出てしまうという猫ちゃんが意外と多いと言われています。長時間しゃっくりが続かないかだけ見守りましょう。

4.激しい運動後

息を切らすような激しい運動をすると横隔膜などの器官が痙攣してしまい、しゃっくりが出るという場合もあります。こちらの場合はあまり気にする必要がありませんが、必要ならば様子を見ながら遊んであげるようにしましょう。

5.習慣化している

早食いや飲み過ぎ、食べ過ぎが原因となってしゃっくりが出ている場合には、それを繰り返してしまうといつの間にか習慣化してしまうということもあるようです。習慣化してしまうとしゃっくりが頻繁に出るようになります。

しゃっくりをすること自体に何か問題があるわけではありませんが、あまり頻繁にしゃっくりが出ていると猫にとっても気持ちいいものではありませんよね。そのため、しゃっくりはできるだけ習慣化しないように対策が必要です。

猫のしゃっくりの止め方

子猫のマッサージをしている

Ilike/shutterstock.com

愛猫のしゃっくりを止めてあげるために飼い主さんはどんな対処ができるでしょうか。しゃっくりを止める対処法をいくつか見ていきましょう。

1.様子を見る

猫のしゃっくりは痛みを伴うわけでも苦しいと感じるわけでもないため、早急に止めてあげる必要はありません。むしろ、しゃっくりが出ているときにはそのままじっと観察していると自然に止まることも多いでしょう。

猫のしゃっくりが見られたら、飼い主さんが慌てずに行動し、止まるまで様子を見ることが対処法として意外にも効果的との声が多いです。また、ごはんを急いで食べることでしゃっくりが出ているのであれば、一旦ご飯を下げて様子を見てあげるようにすることもできるでしょう。

2.水を飲ませてあげる

猫のしゃっくりが止まらないというときには、水を飲ませてあげることで落ち着くこともあります。あまりにも急いで水を飲んだり、空気を大量に吸い込みながら水を飲んでしまったりすることが猫のしゃっくりの原因になりますが、様子を見ながら水を与えてあげることで、しゃっくりが自然と止まることもあるというのを覚えておきましょう。

3.マッサージしてあげる

あまりにもしゃっくりが止まらないときには、マッサージして止めてあげるのもひとつの方法です。猫のしゃっくりの原因は、何らかの理由で横隔膜などが痙攣していることが考えられます。そのため、横隔膜のあたりをマッサージしてあげるとしゃっくりが止まることもあります。

マッサージする場所は、猫の胸のあたりです。胸のあたりを抑えるように優しく撫でてあげましょう。このときに力を入れ過ぎると嫌がられてしまいますので注意しましょう。


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