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子猫が夜鳴きをやめてくれない!夜鳴きする6つの理由と対策とは?


子猫が夜鳴きをするのはなぜ?

夜鳴きをする猫

evgengerasimovich/shutterstock.com

新しく迎えた子猫が夜鳴きを始めることがあります。かわいい子猫ですが、夜鳴きをすると困ってしまいますね。

特に夜中に甲高い声で鳴き続けられると飼い主さんは寝不足になってしまいます。子どもたちがいるならなおさらです。それに近所迷惑になることもあるので、どうにかしたいと考えている飼い主さんもいるかもしれません。

子猫が夜鳴きをするのはどうしてなのでしょうか?子猫が夜鳴きをする理由が分かれば、対策をとって解決できるかもしれません。ではこれから、子猫が夜鳴きをする理由と対策をできるだけ取り上げてみましょう。

理由①母猫や兄弟猫と別れたので寂しい

子猫は生まれてからずっと母猫にくっついて眠ってきました。そこには何匹かの兄弟猫もいたことでしょう。一緒に寝たり遊んだりして暮らしてきたのに、新しい飼い主さんに引き取られることになりました。

事情が分からない子猫にとって新しい環境は不安を与えるものです。それに母猫や兄弟猫がそばにいないので寂しく感じます。

特に夜の時間は急に静かになり、一人ぼっちでいることを痛感することになります。寝るにしても寄り添ってきた母猫や兄弟猫がいません。寂しくて落ち着かなくなり鳴き始めますが誰も返事をしてくれません。

子猫を迎え入れた初日は夜鳴きがひどいということが多くあります。そのうち新しい飼い主や環境にも慣れてくれば、やがて夜鳴きをしなくなるでしょう。

理由②お腹が空いている

母猫と一緒に生活していたころはお腹が空けば鳴いてアピールして授乳してもらうことができました。夜中でもお腹が空けば母猫がそばにいたので不自由はしなかったことでしょう。

ところが母猫から離されるとお腹が空いたときにどうしたらいいのかわかりません。それでひたすら夜鳴きをしてアピールすることがあります。

もともと夜行性の猫は、夜になると狩りをして獲物にありつきます。子猫が夜中にお腹を空かせるのは自然なことだといえるでしょう。

またエネルギーの消費が早いため、寝る前にしっかりとご飯を食べたとしてもすぐにお腹が空いてしまうこともあります。子猫が夜中にお腹を空かせて夜鳴きをするのはよくあることみたいです。

理由③夜行性なので夜中に元気が出てしまった

前述の通り、猫はもともと夜行性なので夜になると元気が出ることがあります。そのかわり日中はゴロゴロと寝ている時間が長いでしょう。静かな子だなと思っていたら夜になって活動的になることがあります。中には「うちの子は夜中に大運動を始めるので困っています」という飼い主さんもいるようです。

人間との生活に慣れている成猫の場合は、昼に活動して夜に眠るという習慣がついています。しかし子猫の場合はまだ人間の生活に慣れていないため、本能的に夜になると元気が出るようです。

ケージの中に閉じ込められていると、外に出たくて夜鳴きしてアピールするのかもしれませんね。元気に夜鳴きをするのは猫らしさだと考えることができるでしょう。

理由④トイレが汚いので掃除してほしい

猫はきれい好きな動物です。汚いトイレでは排泄をしないという子もいます。夜中にトイレに行ったら汚かったので、掃除してほしくて夜鳴きするということもあります。

個体差もありますが、使用済みのトイレでは断固としてオシッコをしようとしない子もいるようです。我慢しすぎて病気になってしまうことや、トイレ以外のところにおしっこをしてしまう子もいます。

理由⑤寝床が落ち着かない

猫はデリケートな動物なので、いつもと寝床の様子が違うと落ち着きません。例えばいつも使っているシーツや毛布がないと、落ち着かなくて夜鳴きをすることがあります。

また、寝床が汚いために落ち着いて眠ることができないこともあります。寝床が落ち着かないので夜鳴きをしてアピールしているのでしょう。

理由⑥発情期がやってきた

猫は生後6か月を過ぎたころから交尾をして子孫を残すことができるようになります。飼い主が思っているよりも早く成長し、あっという間に発情期を迎えてしまうのです。

発情期を迎えたメス猫は、子孫を残すための本能でオス猫を惹きつけるために大きな声で鳴きます。夜鳴きを一晩中続けるということもあります。

オス猫の場合はメス猫の発情期に合わせて発情期が始まり、メス猫の鳴き声に応えるかのように一晩中鳴くことがあります。自分の家の猫だけでなく、外にいる野良猫までが反応して夜鳴きをするようになると本当に困ってしまいますね。

生後5か月以降に去勢手術や避妊手術を行う飼い主さんもいます。その場合は発情期に伴う夜鳴きはなくなりますが、手術後にホルモンバランスが崩れて夜鳴きをすることもあるようです。また手術の時のストレスや、術後に着けられるエリザベスカラー、術後服が気になって夜鳴きをすることもあります。

子猫の夜鳴き対策

毛布にくるまる子猫

JNaether/shutterstock.com

子猫がどうして夜鳴きをするのか、理由さえわかれば対策がしやすくなりますね。上に挙げた原因に対する対策をこれから取り上げたいと思います。ぜひ参考にしてくださいね。

対策①寝床に毛布を入れる

母猫や兄弟猫と別れて寂しい思いをしている場合は、夜鳴きをしなくなるまでにある程度の時間が必要になるでしょう。それでも少しずつ新しい環境に慣れていってほしいものです。一人で寝るのが寂しい場合は、それをやわらげるという意味で寝床に毛布を入れてあげるといいでしょう。

出来れば母猫のニオイが付いているもの、無理であれば飼い主のニオイが付いた毛布を入れてあげましょう。毛布がそばにあるだけで安心して眠れるという子猫もいますよ。毛布を抱きしめながら寝ることができますし、寒さ対策にもなるのでぜひ試してみてくださいね。

対策②食事時間や量を調整する

食事の量は猫の大きさや年齢にもよりますが、中には活発な性格なのですぐにエネルギーを消費してお腹を空かせるという子もいます。猫に合わせて食事の量を調整するようにしましょう。たっぷりと食べることができると、夜中にお腹が空くこともなくなるでしょう。

空腹が原因で夜鳴きをする子猫には、寝る前にもご飯を与えることができるでしょう。また、寝る前に餌入れに少しだけドライフードを入れておいて、夜中にお腹が空いたときに食べれるようにするというアイディアもあります。

対策③人間の生活リズムに慣れるまで我慢する

猫はもともと夜行性の動物なので、子猫は本能的に夜になると元気が出てしまいます。自然なことですが、人間と暮らすようになると人間の生活リズムに合わせないといけなくなります。

飼い主自身の生活リズムが安定していると、子猫もだんだんと合わせるのが容易になるでしょう。飼い主やその家族が夜更かしをしたり昼夜逆転の生活を送ったりしていると、子猫も人間の生活リズムに合わせるのが困難になります。お互いのことを考えて規則正しい生活を送るようにしましょう。

昼間や夕方にたっぷりと子猫と遊ぶようにするといいでしょう。日中にしっかりと遊べば夜は自然と眠たくなるものです。いずれにしても、最初からすぐに合わせることはできないので辛抱が必要です。

子猫も飼い主としっかり遊んでしっかり食べると、人間と同じリズムで生活できるようになります。夜に活動的にならないように日中の生活を見直すようにしましょう。夜寝る前にしっかりと運動をしているとぐっすり眠るようになるでしょう。

対策④寝る前にトイレをチェックする

トイレが汚いと掃除をして欲しくて夜鳴きをすることがあります。夜寝る前にトイレをチェックするようにしましょう。汚かったら掃除をしてから寝るようにして、子猫が夜中でもトイレを使えるようにします。複数のトイレを用意しておくと、トイレが汚いために夜鳴きをすることがなくなるでしょう。

多頭飼いをしている場合はさらにトイレ事情がシビアになります。他の猫のニオイがすると嫌がる子もいますから、トイレをきれいにするだけでなく、トイレの数も多めにしておくといいでしょう。

対策⑤寝る前に寝床のチェックもする

寝床が落ち着かなくて夜鳴きをする場合は、寝る前に寝床のチェックをすることによって解決することができるかもしれません。いつもの毛布やシーツが所定の場所にあるかどうかを確認しましょう。寝床が汚い場合は掃除をしてきれいにしてあげましょう。

対策⑥去勢・避妊手術をする

発情期の猫は手の施しようがないほど夜鳴きをするようになります。本能的な行動なので誰も止めることができないでしょう。発情期に交尾ができないと猫はストレスを感じるようになります。繁殖を考えていない場合は去勢手術、または避妊手術をすることを考えるといいでしょう。

生後5か月くらいの手術がすすめられているので、子猫を迎えた時から考えておくとすぐに手術の手続きができますよ。手術後にしばらく夜鳴きをすることがありますが、傷口が完治するころには落ち着きを取り戻すでしょう。


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